忘却バッテリー（葉流圭）

⚠これより先、葉流圭です！！

いつもの帰り道、本当に いつもの帰り道だった

いつものように ヤマたちと帰って、別れて…

会話に思い当たることはなくて

いつもみたいに、圭が笑ってて

ただ、何かが無性に、降りてきた

そしてその言葉は 無意識に、口から出ていた

心臓が、うるさくて

こんな、気持ち、初めて

圭、圭…教えて……

言ってもいいのか…？

伝えるのが正解なのか…？

圭は、喜んでくれるのか…？

圭も、同じ気持ちなのか…？

考えるのが、怖くなった

自分のことがわからない

それがこんなにも、怖いだなんて

知らなかった

圭が「好き」って言うと ドキッとする

これって、病気…？

今は圭の話聞いてる場合じゃない

みんなにも、聞いてみよう

…そっか、ごめん

え、うん。大丈夫…

アドバイスとか…

………ごめん

…気持ち？

…っ…じゃあ、病気じゃない

ヤマので十分

……わかった

……そっか、たしかに

…そう

いちいちムカつく…

「そうなんだな、葉流火」

「お前は─」

これは、違う。間違ってる

俺は、圭が好きなら…

圭のことも好きじゃないと……！

圭には好きって言わなかった

俺のこの好きは、誰に向けたもの…？

この好きは、本当に合ってる？

圭に向けたもの？

それとも……

家に近づくにつれて 胸の鼓動が速くなっていった

俺…間違えたよな

圭、びっくりしてた

……でも…あの時の圭

顔が赤くなってたような…？

ダメだ、俺にはわからない…

そうだ、明日、ヤマたちに相談しよう

終始どうも、セカイです

皆さんお久しぶりです

なかなか書く時間がなくてですね

というのは置いておきまして

しばらく描いていなかったので だいぶ描き方を忘れています

話が短すぎました

ので、以下に要Sideを提示します

では、早めにドロンいたしますが

昔の自分を思い出しながら がんばりますので

これからも、どうぞ よろしくお願いします

〜 一方 〜

激しく動揺していた

かつ、なぜかキレている

野球が繋げたふたりの関係

はたして、どうなる……？