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五条悟

はぁぁぁ

五条悟

やっちゃったなぁ…

五条悟

(こんなことしても意味ないのに…)

五条悟

(自分勝手な行動で悠仁を傷つけてしまった…)

五条悟

(これじゃ、悠仁の言った通り、逆効果だよな…)

五条悟

ハハッ…

五条悟

これじゃもっと…

五条悟

嫌われちゃったかな…‪w

初めてだった

人を本気で好きになったのは。

虎杖悠仁

あ!五条先生!

五条悟

やぁ、悠仁

五条悟

今日も特訓頑張ってるね〜

虎杖悠仁

おう!俺、早く五条先生みたいに強くなりたい

虎杖悠仁

そんで早く一人前になって、沢山の人を助けたい

虎杖悠仁

だから先生!また俺に色んなこと教えてよ!

虎杖悠仁

俺、五条先生のこと尊敬してるんだ!

こんな風に僕のことを言ってくれるのは悠仁が初めてだった

僕を見つめる嘘偽りのない、曇りなき眼に

僕は見とれていた

どのくらい時間が経っただろう

気づけば悠仁はどんどん遠い存在になっていった

虎杖悠仁

あ!伏黒!釘崎!

虎杖悠仁

パンダ先輩達も!

悠仁にはすぐに沢山の仲間ができた

もちろん呪術師としての力も強くなり、悠仁との2人の時間が減っていった

五条悟

あ、悠仁!

虎杖悠仁

五条先生!

伏黒恵

虎杖、伊地知さん待たせるな、早く来い

虎杖悠仁

あ、悪ぃ、俺行かないと

虎杖悠仁

じゃ、五条先生またな!

五条悟

…うん

こんな日々が続いた

僕の中で悠仁の存在はどんどん大きくなっていった

気づけば僕はいつも悠仁のことを考えるようになっていた

このままだと何も始まらないと思い、悠仁との距離を縮めるための作戦を考えていた

でもあまりいい考えは浮かばなかった

とりあえず僕はその日の任務が終わった後、悠仁にデート(食事)にでも誘おうと思い、さっさと任務を片付けた

でも、そう上手くはいかなかった

その日からだった

悲劇の始まりは…

五条悟

悠仁!!

呪いで悠仁は僕を嫌うようになった

最初は呪いだとわかっていたからここまで辛くはなかった

だが次第にあからさまな悠仁の態度の違いに

五条悟

悠仁…悠仁…悠仁…悠仁…

僕は耐えられなくなっていた

五条悟

嘘でも僕に…

五条悟

嫌いなんて言わないでよ…

表では出さないようにしていた

でももう、抑えることすらできなくなっていた────

五条悟

東京は夜でも人が多いねぇ…

五条悟

(悠仁は今頃どうしてるかな…)

五条悟

………

五条悟

(やめよう)

五条悟

(今は何も考えたくない)

五条悟

はぁ…

女性

お兄さんどうしたの〜?ため息なんかついちゃって

五条悟

んえ、あぁ、まぁちょっと色々あって

女性

ふーん、ねぇお兄さん、その目隠し?取ってみてよ

五条悟

あぁ、これね、いいよ(スッ)

五条悟

(いつもナンパはだるくて何か理由つけて逃げてるけど)

五条悟

(今は誰かと話してる方が悠仁のことを考えずにすむ)

女性

(ドキッ)

女性

(やっぱりこの人…めちゃめちゃイケメン♡)

女性

お兄さ〜ん♡私と今からデートしない?

五条悟

デート?

女性

うん!私があなたのこと癒してあげるよ♡

五条悟

…まぁ、いいけど

女性

ほんと!?やったぁ♡

女性

じゃあまずは〜

女性

とりあえず1杯やりましょ♡

五条悟

…うん(スッ)

女性

あ、目隠さないでよ〜

女性

ちゃんとお兄さんのかっこいい顔見てたいし〜

五条悟

…僕ってそんなかっこいい?

女性

え!そりゃもうめちゃめちゃかっこいいよ!町歩いてるだけで目立つし!アイドルって言ってもおかしくないよ!

五条悟

…そっか

五条悟

(悠仁にもそういうこと言われたかったな…)

伏黒恵

なぁ、あれ本当に五条先生だよな…?

虎杖悠仁

う、うん…

あれから釘崎とは任務があって途中で別れた

悠仁は伏黒と五条探しを始めたが

五条がいないことに気づいたのが早かったため、すぐに見つけることができた

だが話しかけるタイミングがわからずここまで着いてきてしまった

伏黒恵

誰だ…?あの女性…

伏黒恵

彼女か…?

虎杖悠仁

(ドクンッ)

虎杖悠仁

(ドクン…?ドクンってなんだよ…)

伏黒恵

(いや、あの人は虎杖が好きだからそれはないか…って)

伏黒恵

虎杖…大丈夫か?すごい顔してるけど

虎杖悠仁

え!?だ、大丈夫大丈夫!って、何がだよ!‪w

伏黒恵

…?そうか、ならいい

伏黒恵

ってか、結局どうすんだよ

伏黒恵

まだあの人のストーカー続けるか?

虎杖悠仁

ストーカーって‪w

虎杖悠仁

(チラッ)

虎杖悠仁

(楽しそうに話してる…)

虎杖悠仁

いや、もういい、帰ろう

伏黒恵

…わかった

「キャァッ!!」

帰ろうと来た道を戻ろうとした時、突然後ろから女性の声が聞こえた

虎杖悠仁

ッ!

そこには五条と、五条と話していた女性が抱き合っていた

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