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エドガー

よいしょっと…

城の医務室につき、ウッドをベッドに寝かす

エドガー

すまんな、先輩は力を使い過ぎると毎回倒れてしまうんだ

アイオロス

いえいえ、問題ないですよ

アイオロス

ここも随時解放していますのでごゆっくり

セレナ

ほんとうに大丈夫なの…?

エドガー

本当だからっ!

エドガー

今まで何回もこんなことあったが、長くて1時間ぐらい寝てるだけだから

アイオロス

ごめんなさいね、セレナったら杞憂でして

セレナ

( ˘•ω•˘ ).。oஇ

エドガー

大丈夫っすよ、セレナちゃん可愛いし(๑•ᴗ•๑)

セレナ

か、可愛いっ!?

アイオロス

あらあらセレナ、照れちゃって〜

それから5分後…

ウッド

…っは!?

エドガー

お、起きたか先輩!

ウッドは目を覚ます

ウッド

悪い、また倒れてたか…

セレナ

おはようウッドさん!

アイオロス

ここは医務室ですからゆっくりしてってくださいね

ウッド

ありがとう女王様

エドガー

…さてさてぇ先輩も起きたし

エドガー

聞かせてもらおうかな、セレナちゃんが探していた何かを

セレナ

あっ…

アイオロス

そうでしたね、話しちゃいましょう

アイオロス

その前に、ネツァクのことについても少し…

ウッド

初対面なのにありがとな…

エドガー

俺たちが仲良くなりすぎなんよw

ウッド

それな…

アイオロス

まずここはセフィロトの一国、ネツァク

アイオロス

「風の導きに従いなさい」これがネツァクの心得です

ウッド

(ここに来るまでにどんだけ関わったことか…)

アイオロス

そして昔、ネツァクには1人の王子がいて、セフィロト内で誰にも叶わない最強の王でした

アイオロス

しかし、イェソドとマルクトと言うフィールドが突如進行を開始し、ネツァク含めセフィロト全体に宣戦布告をしたのです

ウッド

ほんとに突然だな…

セレナ

あそこは今でも近づくことを許されないもん…

エドガー

それぐらい治安が悪いのか

アイオロス

んで、それを持ちかけられて対抗するしかなくなって…

アイオロス

戦争を終わらせようと王は、強大な力を放ったの

エドガー

武力で解決と…大胆なことすんねぇ王とやらは…

アイオロス

しかし、戦争は一時的休戦したものの、セフィロトの大半を王は滅ぼしてしまった

エドガー

はぁ!?

ウッド

どんだけヤバい力持ってんだよっ!?

アイオロス

その結果、王は罰として彼方の世界へ永久追放された

ウッド

戦争を終わらせようとした結果、逆に被害を拡大させてしまって俺たちの世界に追放と…

ウッド

いいことしてんのになんか可哀想な王だな…

エドガー

もしやセレナちゃんが探していたのはその王子ってこと…?

セレナ

そう(⑉・ ・⑉)

ウッド

なぜ照れる?

セレナ

だって…今でも好きだもん

セレナ

だからわたし、彼方の世界まで行ってずっと王子を探してた!

セレナ

けど見つからなくて、諦めて帰ろうとしたらあのヤンキーみたいな奴に絡まれて…

エドガー

そして俺たちに助けられたと…

ウッド

あと、一時的に戦争が終わったって言ってたけど

ウッド

戦争は今も続いているのか…?

アイオロス

そうよ、今でもイェソドとマルクトはセフィロトを滅ぼそうとしている

アイオロス

王が居なくなったのを好都合だと思ってね

ウッド

なるほどな

エドガー

この状況何とかできないのか?

セレナ

再び王子を見つけれたら…だけど

セレナ

不思議なことに、わたし含めみんな王子の姿を覚えてないの…

ウッド

そんな事ある!?

ウッド

好きだった人だろ?それを忘れるとか…

セレナ

そう、けどね、思い出そうとすると頭が痛くなるの…

エドガー

覚えてない王子を探すのは……無理あるな…

アイオロス

だけど、王子に頼らず戦争を今度こそ終わらせる手段として

アイオロス

セフィロトの神、デウス様に頼もうと考えてるの

ウッド

セフィロトの神…セフィロトを創った奴とかなんか?

アイオロス

噂ではね、けど存在するのは事実

アイオロス

手っ取り早いし、デウス様なら確実に戦争が終わる

ウッド

なら早速デウス様の所に──

セレナ

でもお母様、デウス様は何処にいるの…?

アイオロス

それが…わたくしにも分からないわ

エドガー

難しいな…

エドガー

先輩、俺たちなんかできることあるか…?

ウッド

……他の国にも王とやらはいんのか?

アイオロス

国による…

セレナ

あっ…色んなところから情報を集めれば何か分かるかもしれないよ!

ウッド

それを俺様は言いたかったっ!

エドガー

お前ら天才か?!

アイオロス

そうだわ、その手があったわ…!

エドガー

これは一国の問題ではない、各国の協力が必要だったんだ…

アイオロス

ありがとう教えてくれて

ウッド

たまたまだがな

セレナ

そうと決まれば今から冒険にいこー!

ウッド

ちょっ、今からはきついっ…

エドガー

だいぶ日が暮れているし、ずっと異世界に長居するのも問題ありすぎるしな

セレナ

え〜

アイオロス

仕方ありませんね、ならわたくしたちで何とかしましょうか

ウッド

いや、一旦帰るだけだからまた来ようと思えばここに来れる

ウッド

俺たちも手伝えるぞ

エドガー

え、俺たちってことは俺もっ!?

ウッド

当たり前だ、着いてこい

エドガー

分かったよ先輩っ!

アイオロス

おふた方、本当にありがとうございます…!

アイオロス

なんと感謝を申せば良いか…

ウッド

いや、大丈夫だ

ウッド

それと…セレナは王子を探してたんだろ?

セレナ

え、うん…

ウッド

この戦争を終わらせたあと、一緒に探してやる

ウッド

約束な

セレナ

えっ、ありがとうウッドさん!

エドガー

でた上から目線…

ウッド

気にしない気にしない!

その後ウッドたちは現実世界に戻るため、ワープ装置場所にやってきた

アイオロス

ここに立てば彼方の世界に行けますよ

ウッド

アニメとかで見るファンタジーだ…

エドガー

え、先輩ってアニメとか見てるんですか!?

ウッド

興味のあるアニメだけしか見てないけどな

エドガー

なんも興味無い奴だと思ってた…

セレナ

彼方の世界って面白いことがたくさんあるんだね!

ウッド

そうだぞ、今度また教えてやる

セレナ

ゝ(≧∀≦)ノやったぁ♪

アイオロス

最後にこれを…

ウッド

ん?なんだこれ?

ウッドはアイオロス女王から小さなチップを渡される

アイオロス

これはフォレースと言って、いつでもどこでもここに行くことが出来る道具よ

アイオロス

開発したのはお隣のホドと呼ばれる国よ

エドガー

異世界でも化学はあるんだ…

ウッド

ありがとな、これで手助けできる

ウッドたちはワープ装置に乗る

ウッド

んじゃ、また会おうな

セレナ

また会おう(o・・o)/~

アイオロス

また会いましょう!

エドガー

早ければ明日になるんじゃ…

ウッド

そうかもなw

そしてそのまましばらく経つと、ウッドたちは消えていった

アイオロス

さて、わたくしたちも何か情報を探しましょう

セレナ

そうだねお母様!

イェソドのとある一角

エリス

ふーん、魔導師ねぇ…

ネツァクを映し出しているモニターを見ながらエリスが呟く

ムネーモシュネー

ネツァクに新たな刺客がやってきましたけど、どうしますエリス?

エリス

いずれ関わるから放置!

エリス

にしても見た感じ…知ってるよね?

ムネーモシュネー

見覚えのあると言うか、わたしが直々に仕掛けたその者ですもの

エリス

やっぱそうよね、けどデウスに頼るのは予想外だわ

エリス

そこは止めないと

ムネーモシュネー

ですね、デウス相手は戦力つけても敵いませんし

ムネーモシュネー

魔導師と呼ばれる彼も、知る前に殺しておかないと厄介だし

エリス

よぉし、ならば戦争だー!

エリス

なんとしてでもセフィロトを滅ぼすよー!!

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