k n
……~...♪*゚
n k
…あの〜?
k n
…ん?
k n
あぁ、新人くんたちね!!
人間の俺たちに対して 満面の笑みを浮かべる店主
彼の種族は『エルフ』
今日からこのエルフさんと共に働く
b r
よ…よろしくお願いします…!
n k
よろしくお願いします。
2人で深くお辞儀をする
k n
畏まらなくていいよw
k n
一緒に働くんだから、楽しくいこうよ
b r
おっけー!
印象は悪くない
フレンドリーで関わりやすいし
人間に対しての偏見もないし
k n
2人は飲食店で接客の経験ってあった?
b r
ない…。
n k
俺はあるよ!
b r
えぇ!?
b r
知らなかったんですけどぉ〜!!
brと出会うより随分昔のことだから 仕方ないだろう
k n
じゃあ…君は大丈夫かな
俺を見て微笑む彼
名前がわからないらしい
n k
nkって呼んでw
k n
nk…覚えた!
b r
僕はbr!!
k n
brね、わかった
k n
知ってるかもしれないけど俺はknだよ
b r
きんさんかぁ
k n
いきなり変えてくんのかよw
b r
ういぃ〜w
この調子ならあまり警戒しなくてよさそう
少しくらいはするけれど
k n
話戻すと、
k n
接客はノリと勢いだから、頑張れ!
n k
雑だなぁw
b r
ノリと勢いなら得意得意w
接客するにあたって不安なことはある
人間を嫌がる輩は 当たり前にいるということ
n k
はぁ……
k n
仕事が嫌ならやめてもいいんだよ?
n k
ちがっ……!
k n
冗談冗談w
冗談が怖すぎるんだよ
k n
お悩み当てよっか?w
鋭い瞳がこちらを見つめる
k n
すばり、盗み食いしそう!
n k
俺はそんなことしない!!
当ててくるのかと思った
真剣そうに言うんだもんw
k n
違うか〜…
しょんぼりしているkn
隠しても意味がないし 打ち明けてみることにする
n k
俺は人間だから…
n k
お客様とトラブルにならないか心配で
k n
…はぁぁ……
呆れたように深くため息をつく
k n
そんなことかよ…
本性でもだすのだろうか
k n
俺をなんだと思ってんの?w
k n
エルフだよエルフ!!w
k n
大事な従業員に危害を加えるようなことしたらねぇ…?w
ニヤニヤとして言葉を続ける
k n
許すわけないんだよね〜
b r
た、…たのもしー
確かに頼もしいよ?
けど怖いんだよ!!
絶対に敵に回したくないタイプ
…気をつけよ
カラン カラン 🎶
優しい音色を鳴らして店のドアが開く
k n
ささっ…仕事だよ!
k n
張り切ってよ〜?w
『いらっしゃいませ〜!』
魚人族
うわっ…人間……
これからの新生活
一体どうなってしまうのだろうか…
おまけ
b r
knって何歳なの?
k n
ね、年齢…?w
動揺してる
俺も気になってはいた
この店はかなりの歴があるようだし
k n
ぴ、ぴちぴちの20さ〜い!
n k
本当は?
k n
わかんない…
k n
途中から数えるのやめちゃったw
b r
どこまで数えてたの?
k n
それも忘れたー
誤魔化してはいなそう
エルフは寿命が長いから 忘れてもおかしくない
n k
100歳とか余裕で超えてそうw
k n
老けてるとでも?
怖い怖い怖い
n k
大人っぽいからさ??
k n
なるほどね〜w
ほんっと、怖い