色を滲ませ 空を越えて

兄弟パロ含みます

威圧してる

エルフって凄いな

最強かもしれない

ふとドアに目を向けると隙間から 小さな子供が店内を覗いている

屈んで目線を合わせ優しく訊いた

彼と一瞬目が合ったが すぐそらされた

目が合ったたった一瞬 雷のような衝撃が走る

この独特な気配…

でもまさか…

俺以外に＿＿

どうやら2人は知り合いらしい

肩を落として涙目になっている

俺が声をかけると 子供はknの後ろに隠れてしまった

そう言って頭を撫でる

顔をひょっこりだして小さな声を出す

12歳…生まれたてか

knとの年齢差 絶対 大きい

兄弟って幅広いな…

ゴリ押し、ゴリゴリ押してく

お客さんがいなくなるとbrは 気になっていたのか訊いてきた

絶対俺と同じこと考えてる

年齢差おかしいって

krは俺たちへの警戒を解いて 背中に隠れるのはやめてくれた

自分の利益のためということ？

気持ちは分からなくもない

良くも悪くも

家族は切ろうとしても なかなか切れない縁だから

俺には関係ないけど

紙にメモしながら対応する

knは嬉しそうに跳ね厨房へと向かった

脳筋でもあんな名前にならねぇよ！

というツッコミは心に閉まっておこう

相手は子供…優しく優しく

実はこの店、味 "は" 美味しいで 評判の店なのだ

俺も客として食べたことあるけど、 悔しいことに美味しかった

問題はセンス

ネーミングといい見た目といい

異常事態だ