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28話目です!

nmmn注意⚠️ キャラ崩壊注意⚠️ 誤字脱字注意⚠️ 二次創作

ご本人様には一切関係ございません!
苦手な方はback推奨!

では!

どうぞ!

第28話『掴んだ手』

午前十一時過ぎ。

らんはソファに腰をかけ、スマホで買い物リストを確認していた。

らん

……牛乳、卵、あとなんだっけ

いるま

<砂糖切れてる

キッチンからいるまの声。

らん

了解

今日は特に予定がなく、食材も減ってきたので、一緒に買い物に行くことにした。

理由は――まあ、ただなんとなく。

外に出ると、初夏の空気が心地よかった。

大通り沿いには新しいカフェができていて、テラス席には犬を連れた客の姿もちらほら。

いるま

なんか、昼飯も外で食うか?

らん

いいね

らん

あ、でも荷物多くなるかもしれないし……先に買い物済ませてからの方がいいか

いるま

じゃ、それで

スーパーまでの道は休日で人が多かった。

特に駅前はイベントでもあるのか、広場に露店やキッチンカーが並んでいる。

人波が押し寄せ、立ち止まっているとすぐ後ろからも押されそうになる。

その時――

いるま

おい、こっち

不意に、いるまがらんの手を掴んだ。

温かくて、思ったよりも力強い。

らん

え……

いるま

この前みたいになったら面倒だろ

いるま

人混みは嫌いじゃないけど、おまえ見失うのはもっと嫌だ

からかうでもなく、ただ淡々とそう言って、いるまはそのまま手を引いた。

心臓が、ほんの少し速くなる。

スーパーに着く頃には人混みも落ち着き、手は自然に離れた。

けれど、指先に残る感触はまだ消えない。

店内では、いるまが手慣れた様子でカゴを持ち、らんが商品を次々と放り込んでいく。

らん

牛乳は二本?

らん

1週間分だし

いるま

そうだな

いるま

あと卵は大きいやつ

らん

あ……ねぇ、見て!

らん

今日の特売、アスパラだって!

いるま

わかったから、子供みたいにはしゃぐな

いるま

じゃあそれも

いるま

バター焼きにしたら美味いんだっけ

らん

確かそう!

普段の会話は、なんてことのない日常。

でもそのやり取りが妙に心地よくて、らんはつい口元を緩めた。

会計を終え、荷物を分けて持つ。

帰り道、さっきのイベント会場の横を通り過ぎると、また人が集まり始めていた。

いるま

ちょっと回り道しよう

らん

何で?

いるま

また引っ張る羽目になるだろ

らん

……別にいいけど

らんはぼそっと答えた。

本当は――もう一度あの手に掴まれてもいい、なんて思ってしまったのは秘密だ。

家に戻ると、買ってきたものを冷蔵庫にしまいながら、いるまが言った。

いるま

昼、何食う?

らん

外で食べようって言ってたじゃん

いるま

……あ、そっか

らん

マジで忘れてた感じ……??

いるま

そんな訳じゃねえけど……

いるま

じゃあ荷物置いたらすぐ行くぞ

らん

……うん!

玄関の外は、まだ少し賑やかな声が届いていた。

らんは靴を履きながら、ちらりといるまの横顔を見た。

――また、あの時みたいにならなければいい。

そう思う反面、あの手の温かさを、もう少し覚えていたいとも思っていた。

第28話・了

おかえりなさい!!

なんか、リクエスト下さい!!((殴

桃様と誰かがこうやっているシチュエーションとか見たい……みたいな!!

桃様が居れば何人でもいいです!!

やばいな、1話=1日ってこんなに書くの大変なんだ……

あと、新作上げたので、そちらもぜひ見てみてください!!

というわけで!

次回!

𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡290

では!

ばいばい!

桜の記憶は散ってしまう

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