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ザーっと雨が降っている... 私は雨は嫌いではない...どちらかと言うと好きな方だ
憂羽梛
心の中で言ったつもりではあってけれど口に出していたらしい...
先生
私に話しかけてきたひとは、 私の担任だ 何時もニコニコ笑っていて皆からも人気者だ
憂羽梛
憂羽梛
多分最後の方は聞こえなかっただろう... 自分は元から声が小さい... それに今日は雨も降っているから尚更 聞けなかっただろう...........
先生
と返してくれた 聞こえていたんだ......
先生
先生
と言いながらプリントの束を持ち、教室の電気を消した 時計を見てみるとあと少しで6時... 長い間ここにいたのか
憂羽梛
先生
憂羽梛
そう言葉を交わし私は校門へ歩く あぁ......傘をさしていても、濡れてしまう... そう思いなから自宅へと進む
憂羽梛
そう言っても言葉は帰って来るはずがない... 親は海外出張へ行っている 私より4歳年下の妹も親と一緒だ 私の妹は正直可愛いし頭も悪くは無い 運動だって出来る そう親の血を受け継いでいる... だから本当に似ているんだ 笑った顔、怒った顔、泣いた顔 全部............
でも、自分は似ていない... 運動はそこそこ出来る 頭はテストで平均点の少し上くらい 容姿は......あまり良くないと思う 皆は可愛いとか言うけれど 私は思わない だって、前髪は少し目に被っていて 後ろ髪は、ストレートだけど毛先が、気に入らない
親と妹はストレートで、すごく綺麗で羨ましい 時々思う... 自分は本当にここの子供なのだろうか... まあ、そんな事を考えていたって、何も変わらないから考えるのをやめ夕飯を作り食べる ご飯は美味しい...美味しいけれど なんか...足りない...なんでだろうと思っていたけれど、今は慣れてしまっている 慣れてしまっている自分が時々怖く思えてしまうんだ。
あぁ...胸くそ悪い... 早くお風呂に入って寝よう お風呂に入り終わり髪を乾かしてベッドに入った
憂羽梛
と、誰も居ない部屋にぽつんと言って寝る
憂羽梛
自分に挨拶をし制服に着替える 今日は晴れだった
憂羽梛
そう言って教室に入る まあ、誰も返してくれないんだけどね
先生
嘘...先生はいつも返してくれる その光景を見て皆は私を軽蔑した目で見てくる あぁ、学校嫌だな 私はそそくさと自分の席に着き 自分のお気に入りの本を取り出し 静かに本を読む
瞹奈
何か聞こえる
瞹奈
憂羽梛
瞹奈
憂羽梛
瞹奈
といいニタァと笑みを浮かばせる ...嫌な予感だな...
授業中もなんでだろうと思いながら聞く そんな事を考えているうちに放課後になった 行かないと.........
憂羽梛
瞹奈
憂羽梛
瞹奈
は?気に入られている?調子乗っている ふざけるな... お前らの方が気に入られているし、調子乗っているだろ!
思わず口が開き言ってしまった 相手は鳩が豆鉄砲を食らったかのように 目を見開いている
瞹奈
瞹奈
............ウザイ...か
憂羽梛
憂羽梛
とだけ言って早歩きで廊下を通る 正直怖かった、自分は何もしてないはずなのに 嫌われている............ なんで??
ドンッ
階段で何かにぶつかり、 倒れそうになる... あぁ、死ぬのかな?痛いかな?
そう思った瞬間フワッと私は浮かんだ... 浮かんだ?! 自分はパニック つぶってた目を恐る恐る開ける... そこには見覚えのある顔がある
憂羽梛
先生
先生
憂羽梛
あぁ、先生...先生はなぜ優しくして来るんですか? 私は泣きそうになる......
憂羽梛
多分涙声だったのだろう... 先生は目を見開く
先生
先生
憂羽梛
そう言葉を残し靴箱へ行く あぁ、なんでかな? 先生に優しくされて、胸が痛い... 泣きたくなる...
自分はこの正体を知っているけれど、 認めたくない いや、認めてはいけない事だから ...でも、それでも!
やっぱり先生が好きだな............
もうやだ............... ごめんなさい... 先生.........
終わりです! 続きは自分で考えるか、続きを書いて欲しい方が入れば作ります!