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『バッドエンドを僕らは知ってる』
エピローグ
その夜。
僕らは、
同じ時間に、
同じ空の下で、
同じ様に
眠っていた。
それは、いつもと変わらない夜の
はずだった。
なのに。
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
夢を見ているだけなのに。
夢を見ているだけなのに
夢の中で、
自分の手をただ呆然と眺めていた。
じゃぱぱ
じゃぱぱ
震えてる手。
じゃぱぱ
じゃぱぱ
手は赤い。
いや、
赤すぎた。
じゃぱぱ
じゃぱぱ
それが何かだなんて、
考えなくても
想像がついた。
足元には、
倒れている誰か。
のあ
のあ
シヴァ
シヴァ
仲間。
じゃぱぱ
違うのに、
声をだそうとしても、
喉が動かなかった。
「違う」
そう言いたかった。
じゃぱぱ
でも、
目を逸らせなかった。
のあ
のあ
誰もいない場所に立っていた。
のあ
のあ
ただ独り
のあ
のあ
のあ
のあ
いくら、声を出しても、
返事はない。
後ろを振り返っても
誰もいない。
のあ
「違いますッ」
その一言でどれだけ変わっていただろうか。
一人は好き。
孤独は嫌い。
のあ
のあ
そもそも、そんな事
誰も聞いてくれなかった。
のあ
胸が、
ぎゅっと苦しくなる様な感覚でした。
たっつん
たっつん
楽しいのように
たっつん
笑っていた。
いつもの様に。
いつものはず、、だった。
でも、
次の瞬間。
笑い声が止まった。
音が、
消えた。
たっつん
たっつん
たっつん
バタッッ
誰かが
倒れる音が返ってきた。
たっつん
その一言ですら、
遅かった。
ゆあん
ゆあん
息が切れても
ゆあん
走っていた。
必死に。
ゆあん
ゆあん
もう、
一時間近く走っているよ、、
長期戦となり、
足がもつれた。
地面が
近ずいていく。
痛み
冷たさ
ゆあん
「俺は◯ぬんだ。」
そう思ってしまった自分が、
一番怖かった。
シヴァ
シヴァ
手汗が滲む手で
剣を持っていた。
向いている先は
知っている人の顔。
元、仲間、、
ただ一言
「違うッ」
と心の中で叫んだ。
一言で俺は救われただろうか?
シヴァ
でも、
シヴァ
体は同意しなかった。
えと
えと
誰かのヒーロに。
私はなりたい。
迷わなかった。
誰かを守るため。
えと
えと
目を開いた瞬間に
激痛が走る。
えと
人生で初めての痛み
苦しい、
えと
辛い
えと
えと
それでも、
私に悔いはない。
もふ
何かを前にしていた。
押すか、
押さないか、
それだけ。
なのに、
もふ
もふ
世界の重みがあった。
指が動かなかった。
もふ
もふ
そう。
どれが正しいのか。
それは、誰もわからない。
ひろ
ひろ
ひろ
怒り
どぬく
どぬく
どぬく
何も知らずに進む。
るな
るな
るな
助ける事ができない。
うり
うり
うり
教えられない苦しみ。
皆、苦しみ、後悔するだろう。
なおきり
ただ
一人だった。
なおきり
なおきり
星空の中
涙の音がかすかに聞こえる
とても静かな夜だった。
なおきり
なおきり
全てが終わり、
この世界でたった一人の
人になってしまった。
なおきり
なおきり
じゃぱぱ
じゃぱぱ
そして、
全員、目を覚ます。
じゃぱぱ
息が荒い。
心臓がうるさい。
でも、これは
ただの夢。
そう、
思いたかった。
でも、
それぞれの胸に、
消えない違和感が残っていた。
じゃぱぱ
同じ夜に見た夢。
でも、
同じ未来ではなかった。
この時、
まだ、誰も知らない。
この夢が、
俺らの未来の
本当のバッドエンド
だという事を。
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『白昼夢』
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コメント
10件
めっちゃ続き気になる✨ 選ばれなかった未来のバットエンドってなんだ…? てか、題名考えるのうますぎない? 俺下手くそなんだよね笑