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Shintaro
SixTONES
Taiga
慎太郎の掛け声と共に始まった YouTubeの撮影。 髙地に起こしてもらうまでずっと寝ていたが未だ体調は回復せずどんどん悪くなっていく。 でも、撮影が始まった今、少しでも心配をかけたら皆の迷惑になる、そう思って俺は出来るだけ顔に出さないようにした
Shintaro
Juri
Shintaro
Shintaro
Juri
Shintaro
慎太郎と樹がカマしてる中 俺は出来るだけ笑顔を作っている。 が、ずっと視線を感じる。 視線を感じる方に少しだけ顔を向けると 北斗が心配そうな顔で俺を見ていた バレたのかな?と思ったがここで焦ると全員にバレるためそっと顔をカメラや樹達の元に戻して普通に撮影を進めた
今日のYouTubeの撮影内容は 慎太郎企画の海外お取り寄せシリーズ。 そのお取り寄せシリーズの中でも身体を使う青ジャージ企画。 今回はしっぽ取りの海外版?みたいなものをするらしい。 走りが苦手+体調が悪い俺からしたら 本当に都合が悪い
Shintaro
Juri
Shintaro
俺はいやいやながらも小走りで逃げて なんとか1回戦を終えることが出来た
Shintaro
くじ引きで鬼を決めた結果 最初の鬼は北斗だった
Shintaro
北斗は容赦なく皆のしっぽを取りに行ったが、俺を見るや否やすぐ他の人に視線を移し追いかけていった
やっぱりバレてるのかな、と内心焦ったが 自分の心にまだバレてないと 言い聞かせた
そして北斗の気遣いのお陰で 2回戦はそんなに走らずに済んだ
Shintaro
ラスト、と慎太郎が言い 俺は安心したがその安心も束の間 鬼を引いたのはまさかの俺だった
Taiga
Juri
Shintaro
Hokuto
北斗は少し焦ったような顔で俺を見るが他のメンバーは笑いながら準備をする
俺も少し汗をかきながら 準備をする。 頼む俺、、! 持ってくれっ、!
Shintaro
Taiga
出来るだけ身体に負担をかけないように小走りで走る その分、メンバーには全然追いつけない
Taiga
Juri
既に息切れし始めてる俺を 樹は煽ってきた そして、いつまでもこんな小走りじゃバレると思った俺は全力で走ってしまった
Taiga
視界がだんだんぼやけてくる。 身体もふらついて、 ぁ、もうダメだ、 そう感じた時には俺の身体は地面と隣り合わせになっていた
撮影が始まってからずっと京本の事が心配で 視線はずっと京本の方を向いていた 京本がチラッとこちらを見るもすぐ樹達の方に向き直した。 その時の顔は少し作り笑いしていて明らかに顔色は悪かった
そんな京本を露知らず 撮影はどんどん進んでいく。
2回戦は俺が鬼になった。 その為京本には手を出さないでおこうと、 京本以外のメンバーを中心に狙った。 そこまでは良かった。 3回戦で鬼になったのは京本だった。 どんだけ神様は意地悪なんだと、 神を憎んだ これ以上京本を苦しめないでくれ、 そう思う俺の願いは届かず メンバーは普通に撮影を続けた そして京本が鬼の3回戦が始まった
Taiga
他のメンバーは逃げることに集中していて気づいてないが 明らかにいつもより息切れしている。
俺が流石にやばいと感じ、 京本を止めようとしたがその瞬間、
Juri
樹が余計なことを言った。 なんで今言うんだよ! そのせいで俺は声をかけれなかった
そしてそんな樹の声を聞いた京本は 一瞬苦しそうな顔をして 本気で走り始めた でもやっぱりきつかったみたいで
Taiga
京本が目の前でフラつきはじめた それを支えようとしたがメンバーの前だったのか身体が思うように動かず、 京本はその場に倒れ込んだ
Shintaro
Jesse
他のメンバーはすぐ京本に駆け寄る。 が、俺は全くその場から動けなかった。 俺がもっと早く動いてれば、 こんなことには、 そんな事を思うせいで身体が動かなかった
Juri
Hokuto
Yogo
マネージャー
俺は自分への責任感を強く感じて メンバーやスタッフさんがバタバタ動く中 1人だけその場に硬直していた。
そして10分経たないうちに 救急車のサイレンが近くで聞こえ始めた
マネージャー
Yogo
そして俺の目の前で京本は救急隊に運ばれていった。
Hokuto
Juri
Hokuto
Yogo
Hokuto
髙地に正論を言われ 俺は何も言い返せなかった。
メンバーはすぐマネージャーの車で京本が運ばれた病院に行ったが 俺は行けなかった。行く気がしなかった。 俺なんかが行っちゃダメだ、 そう思ったから、 だから俺は別で病院には行かずすぐ家に帰った。
Hokuto
家に帰って俺は一人で泣き続けた 普段こんなことないのに、 今日だけは違かった いくらハンカチやティッシュで拭いても涙が止まらなかった それと同時に京本への謝罪の言葉が止まらなかった こうなったのは気づいてたのに止めれなかった、守ってあげられなかった俺のせいだ、と。ずっと思ってたから。
ずっと京本の事を考えていたが いつの間にか俺は眠っていた
Hokuto
目覚めたらいつの間にか朝になっていた メンバーからの連絡が怖いが、ゆっくりスマホを手に持ち起動させる。 やはり沢山メールが来ていた 先にマネージャーからのメールを確認する
その内容は今日の撮影は中止、ということだった。 本当は今日、雑誌の取材が入っていた。 まぁそうだろうな、と思い 次にメンバーからのメールを手を震わせながら見る 1番最新で来てた髙地からのメールを開く。
Hokuto
Yogo
Yogo
Yogo
Yogo
そのメールはまさかの内容だった 京本が、、?俺を、、? 一瞬目の錯覚かと思い、自分の頬を思いっきり平手打ちしたが錯覚じゃないことに気付き、俺はすぐ着替えて荷物を準備して髙地にメールをした
Hokuto
髙地から病院を聞いた俺は道でタクシーを拾ってすぐに病院に向かった
Hokuto