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2件
最高です👍💗
しろニキで拘束プレイのお話です
大前提として2人は付き合っており 同棲している状態です
もちろん初夜ではありません
これらのことを踏まえた上で お話をお楽しみいただければと思います
今日はニキもしろせんせーも 特にこれといった予定はなく 各々好きなことをして過ごしていた
ニキ
ニキ
ニキは編集をしていた手を止め 1度休憩を挟もうとスマホに手を伸ばす
ニキはX(旧 Twitter)を開き プライベート用のアカウントで TL(タイムライン)をただ眺める
TLを脳死でスクロールしていると とあるイラストが目に留まる
フォローした覚えのない絵師さんの 作品だったがTLだと そんなこともあるかと思いながらも イラストをただ眺める
そのイラストは 女の子が卑猥な格好で両手足を 拘束されているという物だった
どこに惹かれたかと聞かれれば ニキ自身もあまりよく分かっていないが 眺めているうちに こんなことを考え始める
ニキ
我ながら趣味の悪い 考えをしてしまったなと思いながらも 気になるというのが本音なのは 確かだったため ニキが思考を止めることはなかった
そしてニキは絶対にバレぬようにと 拘束プレイについて いろいろなサイトを使い軽く調べた
今まで彼氏であるしろせんせーと 何度も身体を交えたことはあるが
しろせんせーはニキを 大事にしたいと言って
身体に負担がかかりすぎるプレイは 避けてきており
ニキが望まない限りは しないようにしていた
ニキ
ニキは初めてしろせんせーと 身体を交えた時から 自分からプレイを所望することが なかったため しろせんせーが嫌がるのではと 少し不安だった
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
自分の世界からしろせんせーに 急に現実に引き戻され 少し驚きながらもニキは聞き返す
しろせんせー
しろせんせー
「実は拘束プレイに興味があって~…」
なんて言い出せるはずもなく ニキはその場をやり過ごそうと 適当に言葉を返す
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
少し納得いってないような 歯切れの悪い返事をしながらも しろせんせーは自室に戻っていく
それと同時にバレずにすんだと ニキは一安心する
ニキ
これ以上この思考を長続きさせない ようにと、ニキは編集の作業に戻る
────数時間後────
気がつけば 時計の針は午後9時頃を刺していた
しろせんせーもきっと お腹を空かせているだろうと思った ニキは夜ご飯を作ろうと ゆっくり身体を起こした
ニキ
ニキ
ニキ
冷蔵庫の中に夜ご飯が作れるほどの 食材がなかったため ニキは買い出しに行くことにした
ニキ
しろせんせー
扉越しにしろせんせーの声が 聞こえてくる
ニキ
しろせんせー
ニキ
そんな雑な会話を交わし ニキは買い出しに行った
────数十分後────
しろせんせーが作業を一通り終え、 自室から出てくると リビングのテーブルの上に ニキのスマホがあることに気づく
しろせんせー
しろせんせー
そんなところも愛らしいなと思いつつ 先程のニキとのやり取りを思い出す
しろせんせー
あまり詮索するのは良くないと 思いながらも しろせんせーの好奇心は 止まることを知らず ニキのスマホに手を伸ばす
幸い、パスワードは お互い同じものを設定しているため 解くこと自体は難しくなかった
しろせんせー
しろせんせー
しばらく調べても難しい顔になる原因が分からなかったため ほんとに自分の勘違いなのかもしれないと思い始めていたとき
とある検索履歴を見つける
しろせんせー
しろせんせーはニタリと 悪戯気な笑みを浮かべ ニキの帰りを待ち遠しく思った
────数十分後────
ガチャ、と玄関の扉が開く音と同時に ニキが声をあげる
ニキ
しろせんせー
ニキ
リビングの扉を開けた瞬間 ニキは酷く驚いた顔をして固まった
そこには ニキの検索履歴欄を開いたスマホを 構えていたしろせんせーがいたからだ
ニキはその瞬間から ありえない速度で思考を巡らせた
ニキ
ニキの心の内を全て理解したように 笑うしろせんせーはニキに対して 余裕のある態度で話しかける
しろせんせー
しろせんせー
そんな様子で しろせんせーから言われるものだから ニキも1度冷静になろうと深呼吸をする
ニキ
なんて冗談めかして こちらも冷静であるかのような 態度をとる
ニキがそう言うと しろせんせーは、
しろせんせー
しろせんせー
などと言いながらニキのスマホを 再度テーブルに置き ニキに少しずつ近づく
するとそれに伴い ニキも少し後退りする
ニキ
ニキは少し期待し照れながらも 威嚇するかのように睨みつける
しろせんせーはそんなニキの唇に そっと自身の唇を重ねる
ニキ
軽い唇同士を重ねるだけのキスから 舌を絡め合う深いキスへと変わる
その時にしろせんせーは ニキの腰や背中をなぞり 少し意地悪を仕掛ける
ニキ
しろせんせー
そしてキスを終えると しろせんせーはニキに
しろせんせー
と問いかける
期待していたニキは 断るはずもなく
ニキ
と、少し不機嫌そうに 頬を赤く染めながら答えると しろせんせーは
しろせんせー
しろせんせー
そう言いながらニキの頭を軽く撫で 寝室へと移動した
寝室に移動すると 2人はベッドの上に座り もう1度深くキスをする
ニキ
しろせんせー
ニキ
重ねていた唇を離すと しろせんせーはニキを優しく押し倒した
ニキ
またいつものように 最初から最後まで優しく 愛してくれるのだろうと ニキは思っていたが
しろせんせーは怪しげな笑みを浮かべ こんなことを言い放つ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
「拘束プレイ」
ニキ
何を言い出すかと思えば 突然そんなことを口にされたため ニキは期待と困惑の感情が混同していた
しろせんせーはとことんニキに 意地悪をしたいのか 続けてこう問いかける
しろせんせー
しろせんせー
したくないと言えば確実な嘘となり したいと言えば己の羞恥心に 悶えることになるだろうと
複雑な気持ちを抱えながらも ニキは赤い顔を更に赤くさせ、 目を逸らしながら 小鳥が鳴くような小さな声で答えた
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
そう言って、 しろせんせーはニキの頭を 再び軽く撫でる
そしてしろせんせーは ニキの身体隅々まで愛撫しながら 服を脱がしていく
服を脱がし終えると しろせんせーは近くの棚の引き出しから 手錠やら足枷やらを取り出した
ニキ
しろせんせー
そう言ってしろせんせーに 軽くあしらわれ 両手を頭の上で拘束され固定される
両手を拘束し終えたとき しろせんせーはこの状況で 考え事をし始めた
しろせんせー
しろせんせー
そんな邪な考え事をし ニキに問いかける
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
そんな軽いノリで言われるものだから ニキは困惑しながらも答えた
ニキ
しろせんせー
そうニキが答えると さっきまで雄を剥き出しにしていた しろせんせーの顔や声が 子犬のようにあからさまに 悲しそうになるものだから
そのギャップと どこから湧いてきたのかも分からない 罪悪感に苛まれ しろせんせーに許しを出してしまう
しろせんせー
と、疲れており癒しを求めたい ということを言い訳にし ニキに心の中で許しを求めた
ニキ自身しろせんせーのその態度は 図られたものだと分かりきっていたが ここまでくるともういっそのこと 酷くされたいという 欲求が出てき始ていた
ニキ
恥ずかしさから 少し荒々しい口調になってしまっている
それでもしろせんせーは ニキに再び感謝の言葉をかける
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ本人から「好きにしろ」と 言われたが、 やはり根は真面目なしろせんせーは 大事にしたいことから ニキにそう伝える
が、そんな思いとは真逆に 同じく疲れが溜まっていたニキは しろせんせーにこう伝えた
ニキ
しろせんせー
ニキ
そんな言葉がニキの口から出てくるとは 思ってもいなかったしろせんせーは 一瞬目を丸くしたが すぐに元の優しい笑顔に戻った
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせーは再度ニキに 確認を取った後 拘束具を思いのままに付け足していった
最終的には両手を頭の上で拘束され 両足を開き、所謂M字開脚という状態で拘束され 口枷も目隠しも付けられ 身体の自由が一切効かない状態となった
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
抵抗が一切できない状態の恋人を 目の前にし しろせんせーは酷く興奮していた
そんな中、ニキは口枷を付けられているため息がしづらいのか 呼吸が荒くなり始め 少し心配に思ったしろせんせーは ニキに問いかける
しろせんせー
ニキ
ニキは問いかけに 声を出して答えることができないため 頷いて大丈夫だと伝える
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
そう一言ニキに告げ、 ローションを指に絡め ゆっくりとニキの後ろを解かしていく
しろせんせー
解かしてる間に変に止めないようにと ニキを1度イかせようとし しろせんせーはニキの反応が良い所を 中心に刺激し始める
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
身体に与えられる快楽が逃がせない状態で攻められていたニキの身体は 達してしまった後口の端から 微かに嬌声を零し酷く痙攣していた
ニキ
しろせんせー
達したばかりで身体を震えさせ 肩を上下させて必死に呼吸をする ニキの頭を しろせんせーは数回撫でる
しろせんせー
このまま続けてると危険な状態に陥る 可能性があると判断したしろせんせーは 口枷を外すことにした
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
与えられた快楽の影響で 意識がはっきりとしておらず 呂律が回っていないニキが しろせんせーにはとても愛らしく思えて ニキの唇にそっと自身の唇を重ねる
ニキ
しろせんせー
軽いキスを終えると しろせんせーはどこから取り出したのか 「大人の玩具」と呼ばれるものを ベッドの上にいくつも用意していた
そして、ニキを傷つけないようにと ガラスを扱うかのような丁寧な手つきで ニキの身体に玩具を取り付ける
最終的に、ニキの身体には 胸にローター 後ろにバイブが取り付けられた
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキにそう一言伝え 取り付けた玩具のスイッチを全て入れた
ニキ
ニキ
ニキ
身体に取り付けられている 玩具全てにスイッチが入り、 ニキの敏感なところを中心に刺激され 開始早々ニキは耐えられるか 不安になっていた
そんな中、しろせんせーはニキに
しろせんせー
そう告げると しろせんせーは足早に その場から去ってしまった
ニキ
ニキ
ニキは身動きが上手くとれず 視界も奪われている状態で 1人取り残されたことに不安を覚え 快楽に呑まれそうな中もがき 何度もしろせんせーを呼んでいた
一方、しろせんせーは、
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
自室に1度避難し 己の冷静さを取り戻そうとしていた
しろせんせー
しろせんせー
冷静さを取り戻してきた頃 やはり好奇心は止められず しろせんせーはニキの様子を 確認することにした
ニキ
ニキ
ニキ
ニキは息を荒げ、髪を乱れさせ、 少しでも快楽を逃がそうと 抵抗していたのか 拘束具を付けている手首の周りが 少し赤くなっていた
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
無言でしばらく様子を見ていた しろせんせーはニキが先程からずっと 涙を流しているのが見えており、 流石に可哀想に思えてきたのか 玩具のスイッチを切りに行こうと ニキの元へ向かう
ニキ
しろせんせー
扉のガチャ、という音と共に 呼び求めていた恋人である しろせんせーが部屋に戻ってきた
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
可愛く喘ぎながらも 必死に助けを求めているニキを 愛おしく思うあまり しろせんせーの顔から思わず 笑みがこぼれ落ちたが、 拘束具を丁寧に外していく
ニキ
しろせんせー
拘束具や玩具を全て外し終えると ニキはベッドの上で肩を上下させながら必死に呼吸をし、 身体をビクビクと痙攣させていた
そんなニキを見て、 しろせんせー自身やりすぎた 自覚があったのか 少し申し訳なくなりながらも 笑顔を浮かべニキの頭を優しく撫で、 軽く抱きしめる
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
後片付けをして早く自分も 寝てしまおうとしろせんせーは 手早く後片付けを始めようとしたが、 ニキが名前を呼び引き止める
しろせんせー
ニキ
なんて急に小悪魔の様な顔で 可愛いセリフを言い放った恋人に 嬉しさと困惑から少し固まった後、 しろせんせーもニキに言い返す
しろせんせー
しろせんせー
そう言って、しろせんせーは ニキに軽くキスをした
カーテンの隙間から 少し漏れていた光に気がつき しろせんせーは目を覚ます
しろせんせー
しろせんせー
ときどき自身の顔にあたる光を 眩しく思い顔を少し歪めながら そんなことを思う
が、その光のおかげで隣で眠っている 最愛の恋人の顔をよく認識でき、 朝からしろせんせーは 上機嫌になりかけていた
思わず、
しろせんせー
なんて言葉を口にし、 少し長くも思える前髪を サラッとかき分ける
すると、ニキの目元に 光がよくあたるようになったため ニキは眩しさに少し顔を歪めて ゆっくりと瞼を開く
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
朝早くに起こしてしまったというのに ニキは嫌な顔1つせず 眠気が隠しきれていない甘ったるい声と 優しく微笑む顔を向け 「おはよう」と一言放つ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせーは 朝から溢れ出て抱えきれないほどの 幸せに浸りながら ニキに「おはよう」と返した
最後まで読んでくださり ありがとうございます。
まだまだ慣れないところが多くありますが皆さんが読みやすく、何度も見返したくなるような作品を書いていこうと思うので
投稿頻度とか終わってますが、 応援してくださると嬉しいです
それでは、またいつか会いましょう