イケメン。

3ヶ月後。

私は今日、告白すると決めた。

今日は終業式

キリがいいタイミングで告白するんだ。

もちろん、昨日風華さんに連絡はしてある。

昨日の会話。

と、たくさんアドバイスをしてもらった。

私なら行ける。

正直自信ないけど、私には風華さんがいる。

風華さんがいるから、私は告白しようと思えた。

ありがとう、風華さん。

ドクドク、ドクドク

心臓が鳴っている。

私は事前に澤木くんの下駄箱に、

『放課後、空き教室に来てください。待ってます。』

と書かれた紙を入れといたのだ。

憧れてたんだよね。

ガラガラガラ

ミユは私の手を両手で掴み

ミユと仲良くなった出来事は、こんなことだった。

バンッ、バンッ

バンッ！

全力で蹴られた。

大人しくて弱っちかった私は、イジメのターゲットだった。

いじめっ子達は涙を流しながら去っていった。

ミユは、いじめられていた私をいつも助けてくれていた。そしていつしか、とても仲良くなっていた。

キーンコーンカーンコーン。

放課後、空き教室。

ガラガラガラ

とっても澤木くんは、困惑している。

澤木くんは微笑んで