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あ”ー 、ねむっ

重たいまぶたを擦る

すると桃橙が俺の顔を覗いてきた

絶対昨日夜更かししただろ

夜更かししたらあかんで

まだ何も言ってない

そうだよ赤くんまだ何も言ってないよ

てか夜更かししてないし…!

えっ、そうなの?!

なんで紫ーくんが1番驚くんだよ()

そんなたわいも無い話をしていると

上の階から女子達の悲鳴が聞こえた

階段を上ると黄先生が女子生徒達に囲まれていた

またかよ

それな

迷惑だよね

ほんっと、黄先生て罪な男やわ〜…

なんそれ

一応、この騒ぎもこの3人のせいでもあるけれど

3人とも気付いていないらしい

鈍感モテ男め…

あれ、赤どこ行くの

ん、いつも通り黄先生救出して来ます

そう、これはもう俺の日課

じゃないと女子が邪魔で教室に辿り着けないから

別に良いのに

俺達は助かるけど、赤くん疲れるでしょ…?

紫ーくんが心配そうに俺の顔を見つめる

んー 、いい運動にもなるし

じゃっ、行ってきまーす

3人

行ってら/っしゃい

はー い、通りますよー

女子達が嫌そうな顔をしてくる

「また来たよ…」 「もう来んな」 「黄先生を連れていかないで」

と、色々な事を言われるが無視をし、黄先生の手を引っ張る

ほら逃げますよー

う、うんっ

「待てー!!」

と、女子達から追いかけられる

「廊下を走るな!!」、という先生の声も聞こえるが

皆同犯になるので怖くない

やっと、2階の男子トイレに駆け込み、逃げ切った

ふぅ…

ぁ、いつもありがとう

んー ん、全然

んも、これも黄先生が優しすぎるせいだからね

あはは…

子犬のように目を細めて頭を搔く

犬崎さんが居なかったら僕逃げるの無理だったよ…

本当にありがとうペコ

どーいたしまして…

頭を下げられるとさすがに照れくさくなり

そっぽを向いてしまう

ふふっ、かわい

へ、?!

ん、どうしたの?

いや、なんでも…

かわい、と聞こえた気がしたが

黄先生は平然としている

じゃあ行こうか

は、はい…

先生

黄先生に犬崎!

あ…

大丈夫ですよ、俺も怒られますから

ふふっ、確かに、2人だったら怖くないや

その後、チャイムが鳴り、説教がなかった2人でした

続き♡100

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