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赤
重たいまぶたを擦る
すると桃橙が俺の顔を覗いてきた
桃
橙
赤
紫
赤
紫
赤
そんなたわいも無い話をしていると
上の階から女子達の悲鳴が聞こえた
階段を上ると黄先生が女子生徒達に囲まれていた
赤
桃
紫
橙
赤
一応、この騒ぎもこの3人のせいでもあるけれど
3人とも気付いていないらしい
鈍感モテ男め…
桃
赤
そう、これはもう俺の日課
じゃないと女子が邪魔で教室に辿り着けないから
橙
紫
紫ーくんが心配そうに俺の顔を見つめる
赤
赤
3人
赤
女子達が嫌そうな顔をしてくる
「また来たよ…」 「もう来んな」 「黄先生を連れていかないで」
と、色々な事を言われるが無視をし、黄先生の手を引っ張る
赤
黄
「待てー!!」
と、女子達から追いかけられる
「廊下を走るな!!」、という先生の声も聞こえるが
皆同犯になるので怖くない
やっと、2階の男子トイレに駆け込み、逃げ切った
赤
黄
赤
赤
黄
子犬のように目を細めて頭を搔く
黄
黄
赤
頭を下げられるとさすがに照れくさくなり
そっぽを向いてしまう
黄
赤
黄
赤
かわい、と聞こえた気がしたが
黄先生は平然としている
黄
赤
先生
黄
赤
黄
その後、チャイムが鳴り、説教がなかった2人でした
続き♡100