テラーノベル
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あの日、もし手を握っていたら。
そんなこと思ったって、もう君はいない。
どれくらい、時間が経ったかな。
どんな風に、笑ってたっけな。
今が嫌なわけじゃ、ない。
ただ、あの夏が暑すぎただけ。
でも
もしかしたら、どうにかできたのかもしれない。
もしかしたら、何か変わっていたのかもしれない。
もしかしたら…もしかしたら…
また下を向いてしまいそうになる。
そんな時、空を見上げる。
そこには、いつも君がいるから。
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