怜央side
俺は小さい頃、両親に捨てられた
その後は誰かに拾われて、 暗殺者として育てられた
今まで何回任務をこなしたか覚えていない
そんな俺がオークションで梵天に買われた
しかも女幹部の部下として
結局ここでもいつかは捨てられる
そんなつもりで毎日過ごしていた
ある日、 俺はピンク髪の幹部に目をつけられた
銃口が俺の頭に突きつけられる
あぁ、俺は死ぬんだ
そう思った時だった
バンッ
俺は誰かに抱きとめられていた
栞
い、っ…
怜央
!?
驚いた
すぐ近くに俺の雇い主がいたからだ
怜央
は、、なん、で……
意味がわからない
なんで俺なんかを庇うのか
栞
春千夜の馬鹿!!
三途
わ、悪ぃ…
怜央
…なんで庇ったんだよ
栞
だってあなたは私の部下だもの
栞
あなたの生死は私が決める
栞
私のために生きて
私のために死になさい。
私のために死になさい。
怜央
…っ
栞
じゃ、私は部屋に戻るから
肩から血が出ている
…俺のせいか
怜央
あ、、、
竜胆
栞、あとで俺の部屋に来い
くそ、クラゲ頭に先を越された
竜胆
〜〜〜〜〜!
栞
〜〜〜www
スッ
誰かが俺の隣に立った
蘭
あいつが来てから梵天は変わった
蘭
暗い雰囲気が和むんだ
そう言って男は微笑む
栞
いぎゃーーーーーっ!!
怜央
ふっw
怜央
あっはははは!!!ww
栞
!!
怜央
あんた面白ぇな
俺は今日、この人のために 生きていこうと誓った
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