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怜央side
俺は小さい頃、両親に捨てられた
その後は誰かに拾われて、 暗殺者として育てられた
今まで何回任務をこなしたか覚えていない
そんな俺がオークションで梵天に買われた
しかも女幹部の部下として
結局ここでもいつかは捨てられる
そんなつもりで毎日過ごしていた
ある日、 俺はピンク髪の幹部に目をつけられた
銃口が俺の頭に突きつけられる
あぁ、俺は死ぬんだ
そう思った時だった
バンッ
俺は誰かに抱きとめられていた
栞
怜央
驚いた
すぐ近くに俺の雇い主がいたからだ
怜央
意味がわからない
なんで俺なんかを庇うのか
栞
三途
怜央
栞
栞
栞
怜央
栞
肩から血が出ている
…俺のせいか
怜央
竜胆
くそ、クラゲ頭に先を越された
竜胆
栞
スッ
誰かが俺の隣に立った
蘭
蘭
そう言って男は微笑む
栞
怜央
怜央
栞
怜央
俺は今日、この人のために 生きていこうと誓った
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