1時間後
メル
(魔王のベッドに寝かされてる)
メル
あれ?ここは....?
魔王
僕のベッドだよ
メル
!?
メル
ま、魔王...こんなことしてなんのつもりですか!?
魔王
いや倒れたから休ませてあげただけだけど....寝心地悪かった?
メル
寝心地は最高でしたよ
メル
そうじゃなくて....
ルア
メルもあのアホ勇者と同じで勘違いしてんのかー?
メル
あ、師匠...
ルア
まだ弟子にするとは言ってないよー?
メル
勘違いって...なんのことですか?
レイ
あなたは話が通じるタイプの方なんですねぇ
レイ
単刀直入に言いますとぉ...私たちの魔王様は平和主義者なのであなたの村を滅ぼした魔王ではないですよぉ
メル
え?そうなんですか...?
魔王
そうそう、攻撃してこない限りは僕たちは何もしないんだよ
魔王
あ、せっかくだし一緒にお茶会する?
メル
お茶会は遠慮します...
メル
しかし...そうですか...
メル
勘違いしてすみません...
ルア
そんな簡単に信じて良いのかぁー?
レイ
私たちが嘘ついているかもしれませんよぉ?
メル
いえ...前から魔王が複数いる可能性は考えていたので...それに...
魔王
それに?
メル
あなたが僕たちの村を滅ぼした魔王なら僕のことを殺しているでしょう?
メル
いくら落ちこぼれでも勇者の仲間なんて目障りでしかないんですし...
ルア
お前意外と頭良いんだなー!気に入ったぞ!!
メル
じゃ、じゃあ弟子に...
ルア
それは無理
メル
そんなぁ...
レイ
めげないですねぇ
魔王
それで?君はこれからどうする??
メル
..........
メル
お願いが...あります....
魔王
お、なになにー?僕の弟子にでもなるー?笑
メル
良いんですか!?...じゃなくて...
メル
一緒に勇者様を探してくれませんか?
魔王
え?
メル
やっぱり1人で行くなんて無茶ですし...説得するにも僕1人じゃ無理でしょうし...
メル
みなさんの力を借りたいんです...!
レイ
どうするんですかぁ?魔王様ぁ
魔王
うーん...
魔王
(正直暇だしな...)
魔王
いーよ、手伝うよ!!
メル
ほんとですか!?
レイ
本気ですかぁ??
ルア
良いじゃん、魔王に協力を求める勇者の仲間...面白いじゃん!!
メル
ついでに魔王討伐も手伝ってくれますか...?
ルア
欲張りだなー!
魔王
えぇ....
魔王
.....手伝うだけだからね?
メル
ありがとうございます!!
シロユリ
はい、今回はここまで!!
クロユリ
魔王が魔王を討伐するというカオス...
シロユリ
めっちゃ眠い状態で書いてたら気付いたらこうなってました...
シロユリ
はい、それではまた第六話でお会いしましょう!