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フミヤ
フミヤ
何者かに襲われた、その瞬間に目が覚め、それが夢であったことに気づく
フミヤ
フミヤ
ここ最近、同じような夢を毎日のように見る。
フミヤ
2ヶ月前
フミヤ
部長
職場が驚きと尊敬のまなざしを交えながら ざわついた
フミヤ
部長
フミヤ
部長
シオリ
フミヤ
シオリさんはみとれる程に綺麗な人だった。仕事もできて、話しやすくて、俺はどんどんシオリさんに懐いて行った。
2週間が経つと、それなりに仕事にも慣れ、順調だった。職場にも溶け込み、まだまだ下積みだけど、シオリさんの大きなプロジェクトを補佐する仕事を頼まれる程期待もされるようになった。
シオリ
フミヤ
フミヤ
シオリ
会議
シオリ
部長
部長
シオリ
部長
フミヤ
自分でも驚くほど何もかもが順調に行き、シオリさんに助言をして成功することも増えて行った。
そして2ヶ月経った最近、悪夢にうなされるようになった。内容は思い出せないけど、何者かがナイフを持っていたことは覚えている。
フミヤ
ドンドンドン!!!!
フミヤ
フミヤ
フミヤ
クローゼットを叩かれたような音が響き、悪夢もあいまって奇妙な現象に、冷や汗が背中をつたう感覚があった。
フミヤ
フミヤ
部長
珍しく少し怒った口調の部長に少しザワついた。しかも呼んだ名前は信頼の厚いシオリさんだったからなおさらだ。
シオリ
部長
部長
シオリ
フミヤ
シオリ
フミヤ
シオリ
シオリ
それから、シオリさんが小さなミスを繰り返すことが起きるようになった。初めはシオリさんでもそんなミスをするんだという風に親近感すら湧いていた同僚たちは、次第にシオリさんに対して厳しい目を向けるようになって行った。
同僚
同僚
同僚
シオリさんを助けることに苦痛は特になかった。むしろシオリさんの力になれるなら嬉しい。
フミヤ
フミヤ
フミヤ
フミヤ
明らかに俺のものじゃない長い髪の毛が湯船に浮いていた。
フミヤ
フミヤ
ドンドンドン!!!!
フミヤ
フミヤ
フミヤ
フミヤ
写真を開くと、それは血塗れの指の写真だった。
フミヤ
同僚
フミヤ
フミヤ
フミヤ
部長
同僚
同僚
シオリさん、休みなんだ………やっぱり辛いのかな…俺の事、頼ってくれたらいいのに…
フミヤ
満たされない気持ちでベットに横になっていたら、ふと壁にある小さな穴があるのを見つけた。
フミヤ
フミヤ
フミヤ
フミヤ
そう思いながらつい気になってしまい、その穴を覗いた。でも、真っ暗でよく見えない。
フミヤ
フミヤ
フミヤ
今日19時52分頃、20代女性会社員が何者かに腕を刺され、大怪我を負う事件が発生しました。黒いフードを被り、顔がよく見ていない模様です。被害者は△△●●(20)
フミヤ
フミヤ