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けいた

………

それは、ゾム君が17歳の時。 俺は学校に通っていた。 母さんは変な目で 見られたくないと、 高校は行かせてくれた。

先生

では、授業を始めます。

ある時、それは起きた。

んー…胸が痛い… なんでだろー?

けいた

ッ……ふッ…

その痛みはじわじわと増していき、 座っているのも辛くなる。

けいた

ぅ゙ぅッ……

先生

おい、ゾム、どうした?

けいた

あ゙ぁ゙ッ!?

その時俺は、 能力が暴走し、 一瞬にして周りの壁は ひびが割れ、 小さな穴が沢山でき、 窓ガラスは全て綺麗に割れた。

けいた

ぐッぅ゙ッ…!!!

クラスのみんなは、 10秒も経ったか 経たなかったかくらいで、 1人残らず殺めてしまった。

痛いッ…!苦しいッ…! 止めらんないッ…! このままじゃ、 隣のクラスにまで、 被害が及んでしまうッ…!

けいた

はッ…ぅ゙ッ…!

俺は動かない身体を 無理やり動かし、 窓から飛び降りて グラウンドへ出た。 幸い暴走状態なため、 怪我は一つもなかった。

けいた

あ゙あ゙ぁ゙あ゙ぁ゙ぁ゙あ゙ッッ!!!!!

周りの地面は軽くえぐれ、 そこには水や火、毒までもが、 撒き散らされている。 能力で創り出し、自身に向かい 飛んで来た様々な武器も、 沢山散らばっていた。

周りの木は、 能力で枯らしてしまい、 様々な木が折れて、 地面に転がっている。

けいた

ゔッ…ゔッ…((ボロボロ

俺は何人殺めてしまったッ…? …きっと30人近く 殺めてしまっているッ… 死にたいッ…(泣)

暴走が収まるまで、 何時間か掛かった。 それはとても苦しかった。

けいた

……みんな…(泣)

今回ので、隣のクラスとか、 殺めてしまっていないか、 確認したかったが、 俺にそこまでの体力は 残っていなかった。 身体も、もうほぼ動かなくて、 息も過呼吸になりかけていた。

けいた

ひゅーッ…はッ…けほッ!
ごめんなさいッ…ごめんなさいッ…(泣)

けいた

俺の所為でッ…かひゅッ…俺がいなかったらッ…(泣)

けいた

ごめんなさいッ…ごめんなさいッ…(泣)

けいた

俺が高校に行きたいなんてッ…(泣)

けいた

馬鹿な事を望んだからッ…(泣)

ゾム

あぁ…違うよ…

ゾム

けいたは…悪くないよ…

ゾム

…僕が全て悪かったんだから…

ゾム

…けいたごめんなさい…

ゾム

…傷付けてしまった…

けいた

あるじッ…(泣)

ゾム

…僕なんて…あるじじゃない…

ゾム

…でも…ゾムがいいかな…?

けいた

うんッ…ゾム君ッ!

けいた

ゾム君!僕、ここで暮らしたい!

ゾム

…ここ…?

けいた

うん!

ゾム

…いいよ…

ゾム

…辛い思いさせてしまった分…

ゾム

ちゃんと愛すよ…

けいた

んへ♪やった!

けいた

ゾム君大好きッ!(≧∇≦)

ゾム

…(^^)

けいた

んぅ…

けいた

……懐かしいな…

けいた

夢か…

けいた

んん、お薬…

けいた

……記憶が薄れるお薬…

けいた

………

けいた

(ゾム君、僕を使ってよ…君の役に立ちたいよ…)

けいた

……こんな記憶がなくなれば…

けいた

……お薬ダメって言われてたな…

けいた

……お薬やめよ…

けいた

…あーあ…変な夢も見ちゃったし!

けいた

疲れた!部屋戻ろ!

???

ゾム、新しい子が出来たよ

ゾム

…あー…ありがと…

ゾム

…いつもありがとね…

ゾム

『颯太』

颯太

何いってんすか?

颯太

俺等の仲だよ?

颯太

そんなの同然でしょ、

颯太

いちいちお礼なんて要らないよ、

ゾム

ん…そうだね…

ゾム

なんやかんや言って…颯太が1番、

ゾム

長く僕と居るね…

颯太

嬉しいですw

ゾム

…そう、思ってくれてるのなら…良かったよ…

颯太

ゾムこそ、まだ生きていてくれて、良かったよ、

颯太

一時はどうなる事かと(笑)

ゾム

ごめんね…

颯太

いいです、それより、

颯太

次は新しく出来たこの子を出します?

ゾム

…そうだね…あきらも、けいたも…

ゾム

結構辛そうにしてたし…

ゾム

次は『なおと』に出てもらう…

ゾム

…ほんとは申し訳ないんだけどね…

颯太

気にしないで、

颯太

あと、たまには外の空気を吸うのも、悪くないよ

ゾム

…そうだね…今度そうするよ…

颯太

(^^)(最近ゾムが出てくれる、嬉しいな、)

颯太

(ゾムが幸せになれたら、俺達は消える、その日までは、一緒に居させてよ?)

無能を演じる彼は最強…?【zm】

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ずぎだぁーーーー(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

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