AM.9:12
男女の声が交差する教室 笑い声や騒ぐ声が飛び交う
普段となんだ変わらない1日… そう思っていた
しかし今日に限って何かおかしい… そう1人の生徒が疑問を問いかける
柊凪朱華
桃井春菜
愛河渚
柊凪朱華
椎名凛
桃井春菜
近藤十四
疾風字颯
近藤十四
疾風字颯
柊凪朱華
2人の会話に怒声で割って入る 赤毛の女子 親しげに説教を始める
疾風字颯
近藤十四
柊凪朱華
疾風字颯
近藤十四
柊凪朱華
姫咲鈴
疾風字颯
近藤十四
疾風字颯
柊凪朱華
2人は席を立ち 教室から出ていくのを 彼女は見送る事しか出来なかった
柊凪朱華
姫咲鈴
スズはアスカの背中を優しく撫でる
姫咲鈴
柊凪朱華
ガラッ
扉が開き 先生らしき人物が姿を表せる
桃井春菜
愛河渚
桃井春菜
柊凪朱華
瀬戸川智美
人数が足りない事に気づくトモミ 眉間にシワが少しよった…
陸瀬戸川智美
瀬戸川智美
ふと彼女は溜め息が漏れてしまう いけないいけない! 生徒の前なんだから しっかりしなきゃ! そう自身に言い聞かせる
瀬戸川智美
姫咲鈴
柊凪朱華
瀬戸川智美
トモミの声に合わせて 生徒が1人教室に踏み出す
式神秋斗
姫咲鈴
瀬戸川智美
式神秋斗
オレは 白いチョークを手に取り 黒板へと向かう
カッカッカ…!
式神秋斗
自分の名前を黒板に書き込む
式神秋斗
式神秋斗
そう敵も味方も作らない 面白みのない挨拶をする 面倒事は避けなくてはね…
瀬戸川智美
瀬戸川智美はホロリと 涙を流す その涙を拭うと笑顔で生徒を見据えた
瀬戸川智美
椎名凛
物静かな銀髪の美人さんは 静かに頷いた
オレはトモミさん…いや ここでは先生か 先生に示された席へと移動する
式神秋斗
椎名凛
式神秋斗
挨拶は驚くほど早くに終わり オレはそのまま席に座る
式神秋斗
瀬戸川智美
瀬戸川智美
愛河渚
「あ」の順から名前を呼ぶ先生 次第にオレの番まで呼ばれていた
瀬戸川智美
式神秋斗
辺りをよく見ると 男子生徒がやたら少ないような? それどころか空き席が多く目立つ…
オレはここに来るまでの事を 思い返す事にした
瀬戸川智美
式神秋斗
瀬戸川智美
式神秋斗
ふとトモミさんの顔を見ると 浮かない顔をしているのに気がつく どうしたんだろうか?
式神秋斗
陸瀬戸川智美
瀬戸川智美
瀬戸川智美
口籠もる瀬戸川智美 要は問題児が多いクラス… そう言いたいのだろうか?
瀬戸川智美
必死に弁明するトモミさんを前に ニコリと笑ってしまう
瀬戸川智美
兄貴の弟と知っているせいか 親しげに話をしてくれる 正直心強い気持ちだ
式神秋斗
瀬戸川智美
式神秋斗
瀬戸川智美
式神秋斗
瀬戸川智美
そう遠くを見て呟く瀬戸川智美である
彼女は黒曜高校出身… ということは 先生でもあり先輩でのあると いうことだ
瀬戸川智美
式神秋斗
瀬戸川智美
そう言うとオレの頭を 優しく撫でる
オレはとっさの事で ビックリしてしまい その場を離れた
式神秋斗
瀬戸川智美
式神秋斗
瀬戸川智美
ふぇぇって… 可愛いかよ?
…………
………
……
一限目がようやく終わった… 勉強はしてきたつもりなので 置いてけぼりには ならなかったが ちょっとだけ疲れたかな…
柊凪朱華
気がつけば周りに人が集まっていた 物珍しい気持ちというやつだろうか?
式神秋斗
柊凪朱華
式神秋斗
柊凪朱華
あらやだ可愛い 自分で言っておいて 照れてるようだ
桃井春菜
式神秋斗
桃井春菜
式神秋斗
桃井春菜
愛河渚
姫咲鈴
柊凪朱華
姫咲鈴
柊凪朱華
姫咲鈴
愛河渚
姫咲鈴
式神秋斗
柊凪朱華
などと他愛もない話をしている内に あっという間に 2時限目が始まる時間だ
桃井春菜
柊凪朱華
そう言い残し席へと戻る 女子達 しかし本当に男子が少ないな…
アレやコレやと考えてる間に 数学の授業が始まっていた
授業の間 ふと前の学校の事を思い返す
大文字春輝(ダイモンジカズキ)
式神秋斗
大文字春輝(ダイモンジカズキ)
式神秋斗
大文字春輝(ダイモンジカズキ)
歯切れが悪い言い方だな カズキの家の事情が複雑だと 言っていたっけ…
大文字春輝(ダイモンジカズキ)
式神秋斗
大文字春輝(ダイモンジカズキ)
式神秋斗
大文字春輝(ダイモンジカズキ)
大文字春輝(ダイモンジカズキ)
式神秋斗
大文字春輝(ダイモンジカズキ)
大文字春輝(ダイモンジカズキ)
式神秋斗
式神秋斗
大文字春輝(ダイモンジカズキ)
他愛なくバカを言い合えるダチ… その友人が気にかける奴が この学校に居るらしいけど…
名前はなんだったかな…
…………
………
……
なんだかんだで いつの間にか下校時間になっていた
慣れない環境での勉強は正直疲れる そう考えてる内に 瀬戸川智美先生に呼び止められる
瀬戸川智美
式神秋斗
愛河渚
姫咲鈴
柊凪朱華
柊凪朱華
瀬戸川智美
式神秋斗
挨拶を済ませてオレは 先生へと向き変える
式神秋斗
瀬戸川智美
式神秋斗
式神秋斗
瀬戸川智美
とりあえず 場を和ませてみる
式神秋斗
そう… 授業からずっと違和感があった
瀬戸川智美
オレと先生は 学校を出て先生の車へと向かう
先生の愛車に乗り込み 式神家へと向かう道中
先生はクラスの事情と 学園で起きている問題について語る
瀬戸川智美
式神秋斗
先生の顔が一瞬曇った気がした… なるほど… それなりに重い事情があるのかも しれないな…
瀬戸川智美
式神秋斗
式神秋斗
瀬戸川智美
瀬戸川智美
瀬戸川智美
式神秋斗
瀬戸川智美
瀬戸川智美
クロコ姉さんの弟だからというのも あるんだろうが… 彼女自身の優しさでもあるのだろう
先生はオレが トラブルに巻き込まれないようにと 配慮してくれているようだ
式神秋斗
瀬戸川智美
ふふ… そうニヤリと笑う教師 その顔は悪い顔ですよ先生
式神秋斗
瀬戸川智美
面倒なのはゴメンだ 家族に迷惑をかけたくないからな
先生と雑談している内に 式神家へと着いていた
瀬戸川智美
式神秋斗
瀬戸川智美
式神秋斗
瀬戸川智美
からかい甲斐のある女性だ 今ならシロネの気持ちが 少しだけ解る気がするな
そして 別れを済ましオレは 帰宅する事にした
…………
………
……
家に入り灯りを付ける
式神秋斗
何気なくテーブルに視線を送る そこには弁当が置かれている事に 気がついた…
式神秋斗
どうやらオレ宛に置かれているようだ 兄貴なりの気遣いなのだろう
式神秋斗
食事を済ませて風呂に入る事にしよう 今日は何気に疲れたしな…
オレは 服を脱ぎながら風呂場へと向かう
…………
………
……
シャワーを軽く済ませたオレは 洗濯を済ませてたあと そのまま自室へと向かう
………
……
1人で食べる弁当はどこか味気ない… クロコ姉さんが戻ってからは ずっと1人で 食事をしいたのだろうか?
どこか申し訳ない気持ちになる…
式神秋斗
ピロリロリン
机に置いたピィンから 音が鳴る…
式神秋斗
こんな時間に誰だろうか? まぁ 予想は出来るが…
オレはピィンを起動させ ビデオチャットのアイコンに 慣れた手つきでタッチした
式神白猫
式神秋斗
オレはビデオチャットを終了した
すると…
ピロリロリン!
式神秋斗
やれやれ…と、ため息を吐きながら 再びビデオチャットをONにする
そこにはプクゥーと頬を膨らませた 妹が居た… いきなりチャットをOFFにしたのは やり過ぎたようだ
式神秋斗
式神白猫
式神秋斗
やはりやり過ぎたようだ てへぺろ【笑】をして 許しを乞うオレ
式神白猫
いかんいかん 本当に怒らせてしまったようだ だがオレには秘策があるのだぞ妹よ
式神秋斗
式神白猫
式神秋斗
式神白猫
式神秋斗
どうやらシロネは オレの事を心配してくれていたようだ
式神秋斗
式神白猫
式神秋斗
式神白猫
プツン…
シロネはビデオチャットをOFFにした
式神秋斗
ホロリと温かい何かが頬をつたう オレはそっと ピィンの電源をOFFにした
寝る支度をしたオレは ベットへと入る
明日も早い… 今日はもう寝る事にした…
つづけ!
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