ナナ
こんにちはナナです
こばはやの続きをお送りします
こばはやの続きをお送りします
俺の名前は速水大輝
速水
小林の兄貴!!
そんなことしちゃダメです!!
そんなことしちゃダメです!!
小林の兄貴
放ぉっておいてくれよ……
止めたら殺すぞ
止めたら殺すぞ
起きて早々小林の兄貴と 言い合いになっている ペーペー極道です
遡る事一ヶ月前
小林の兄貴
スースー…
ん…?…寝てたのか……
ん…?…寝てたのか……
小林の兄貴はほぼ毎日 住み込みで俺の傍に居てくれました
速水
………
小林の兄貴
………ッ
速水…会いてえよ…
速水…会いてえよ…
小林の兄貴
どうしてこなっちまったんだろうな…
兄貴は自分の事をずっと攻めていました
小林の兄貴
速水…答えてくれよ……
俺って怖いか……?
俺って怖いか……?
速水
………
小林の兄貴
お前が起きた時……
どういう顔すればいいんだよ……
どういう顔すればいいんだよ……
小林の兄貴
もう……ッ…
いっその事…
いっその事…
一ヶ月後
速水
………ッ
あれ……ここは…
俺ってどんだけ寝てたんだろ…?
あれ……ここは…
俺ってどんだけ寝てたんだろ…?
速水
あれ……?
俺は病室の机に置いてあった手紙に 気づきました
速水
これは……
小林の兄貴から…?
小林の兄貴から…?
速水へ お前が寝てから数ヶ月経ったよ あの時お前を守れなかった事を後悔している ごめんな あんな目に合わせて なあ、覚えてるか? 俺とお前が始めてあった時の事 最初はお前の事を遊び相手のつもりで 相手をしていた でも、俺は北岡が死んでから思ったんだ あいつが命かけて守ったお前が 天羽組の希望じゃないかって だから俺はお前をよく見る事にした 思い出すんだよ お前と一緒にいるとどこか安心したよ 今までありがとな お前の事が大好きだったよ
速水
……ッまさか…兄貴!
バンッ
速水
ハァ…ハァ……
小林の兄貴!!
小林の兄貴!!
小林の兄貴
………何しに来たんだよ
速水
兄貴こそ…
そんなところで……
何してるんですか?!
そんなところで……
何してるんですか?!
小林の兄貴
決まってんだろ
飛び降りるんだよ…
飛び降りるんだよ…
速水
小林の兄貴!!
そんな事しちゃダメです!!
そんな事しちゃダメです!!
小林の兄貴
放ぉっておいてくれよ……
止めたら殺すぞ
止めたら殺すぞ
小林の兄貴
もう…疲れたんだよ…
この世自体に…
この世自体に…
速水
手紙………ッ読みました!!
確かに…兄貴のやり方は乱暴だし
無茶苦茶だし、………ッでも…
確かに…兄貴のやり方は乱暴だし
無茶苦茶だし、………ッでも…
俺にはまだ貴方が必要なんです!!!
小林の兄貴
……ッ!!
速水
小峠の兄貴に聞きました!
北岡の兄貴は小峠の兄貴と仲がよかったって……北岡の兄貴と富樫の兄貴を
泣かせるつもりですか……?
絶対にやめてください!!
俺が許しません!!!
北岡の兄貴は小峠の兄貴と仲がよかったって……北岡の兄貴と富樫の兄貴を
泣かせるつもりですか……?
絶対にやめてください!!
俺が許しません!!!
速水
死なないでください……
諦めないでください!!
貴方はまだ生きて…っ…
貴方は天羽組の…っっ…
小林幸真だろ!!
諦めないでください!!
貴方はまだ生きて…っ…
貴方は天羽組の…っっ…
小林幸真だろ!!
小林の兄貴
………ッッ
ポロッ
ポロッ
速水
ハァ……ハァ…
そ…れ…と………ッ
そ…れ…と………ッ
しまった… 少し…無茶し過ぎ……た…な…… フラッ
小林の兄貴
速水っ……!!
ガバッ
小林の兄貴
………ッ速水…ごめんな……
速水
いいんですよ………ッ
兄貴……俺も…大好きです…
兄貴……俺も…大好きです…
小林の兄貴
……え…?
速水
へへへ……⁄⁄⁄
小林の兄貴
いいのか…?こんな俺で
速水
はい…よろしくお願いします
小林の兄貴……
小林の兄貴……
小林の兄貴
ハハ……
よろしくな…大輝
よろしくな…大輝
俺の名前は小林幸真 俺は今……
最高に幸せな 極普通の極道だ