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最高でした! かけたらで大丈夫なんですけど続きが見たいです! 応援してます! 頑張ってください!
続きが見たいッッ!! 好きなこに膝枕してもらってヨシヨシしてもらえたらもう薬の過剰接収(?)で徹夜の疲れの取れちゃうよねうんうん(?)
…桃くん…wタイミング考えましょ☆(( あのまま事故ちゅーしちゃえばよかったのに((? あの…続きって……????((((
しづ
しづ
しづ
しづ
1日の授業を全て受け終わって放課後、向かうは生徒会室
今日の生徒会は 会長のないちゃんは地域ボランティアに参加 会計のアニキは大会の近いバスケ部のスケット 書記のりうちゃんは習いごと 広報のしょーちゃんは広報誌の作成などは家でできるからと先に帰宅
つまり、今日は副会長兼幼馴染のいふくんと2人っきりという訳だ
ほとけ♀
生徒会室に着くといふくんはもう既に作業を始めていた
ぼくが入ってきたことにも気づいてないみたい
うちの学校は自由という名の放任主義校で普通は先生がやるような仕事も生徒会、主にいふくんに回ってくる
今も机上に資料が山積みになっている
ほとけ♀
いふ
スラスラ動かしていたペンを止め、今日初めて目があった
ほとけ♀
いふ
いふ
ほとけ♀
ほとけ♀
いふくんは毎日ぼくにコーヒーを淹れるように頼んでくる
もちろん豆から淹れるなど高度なことはできないのでインスタントだ
コーヒーを淹れるという仕事を与えることによって、生徒会のへっぽこ役員であるぼくの存在意義を持たせようとしてくれているいふくんの優しさだと勝手に解釈している
足を引っ張っているという自覚がありながら、いふくんの優しさに甘えているぼくもぼくだが、
ほとけ♀
いふ
ほとけ♀
マグカップに口をつけ、喉仏を揺らすのでさえまるで骨董品のよう
いふ
ほとけ♀
まじまじ見過ぎたようだ
気恥ずかしさからいふくんの向かいの席に座りさっさと書類の整理を始めた
作業を始めてしばらくすると、ひと段落ついたのかいふくんが伸びをした
ほとけ♀
いふ
いふ
今日“は”ということはつまり普段は徹夜ということ
寝ても寝足りないぼくには絶対無理だ
ほとけ♀
ほとけ♀
いふ
ほとけ♀
ほとけ♀
手助けすらできないなんて、ほんと心が痛い
いふ
いふ
いふ
ほとけ♀
いふ
ほとけ♀
そう言って自分の横を軽く叩くいふくん
いふ
ほとけ♀
いふ
そう言っていふくんの頭がぼくの太ももに乗せられた
所謂膝枕というやつだ
ほとけ♀
いふ
ほとけ♀
いふ
混乱しているぼくを他所に瞼を閉じるいふくんは穏やかな顔をしていて、
どいてなんて言えやしなかった
膝枕をし始めてから数分後
いふくんが本格的に寝始めた(と思われる)
動けないから特にできることはないし、このレアな空間からの出来心でそっといふくんの頭を撫でてみた
ふんわり、優しく…
すると突然、いふくんの目が開かれた
いふ
ほとけ♀
ほとけ♀
ほとけ♀
いふ
下から頬を挟まれて強制的に目を合わせられる
いふ
いふ
ほとけ♀
いふ
ほとけ♀
しばらく僕はいふくんのサラサラな髪を堪能した
今度こそいふくんが本格的に寝始めた頃
レアないふくんの寝顔を心のアルバムに増やしていっていた
普段は社会人顔負けの社畜さだけど、寝顔は高校生らしいあどけなさを残している
所々に昔の面影があって懐かしい気分になる
ほとけ♀
ほとけ♀
いふ
いつもよりスッキリした感じで目が覚めるとほとけが俺に膝枕しながら寝ていた
男と2人きりのときに寝てしまうなんて、
よっぽど俺を信用しているのか警戒心がないだけなのかはたまた両方か
いふ
いふ
全く反応のないほとけ
ほんまにキスしたろか((((
いふ
いふ
いふ
そう心の中で言い訳して未だ夢の中なほとけの頬に手を添え顔を近づける
バーンッ!!((扉
ないこ
ないこ
タイミングの悪いピンク頭に事情を話した
ないこ
いふ
ないこ
ないこ
ないこ
いふ
聞こえないぐらいの小ささでつぶやいたつもりだが地獄耳のこいつにはしっかり聞こえたらしい
未だニマニマしている目の前のチャラ男に鳩尾を一発お見舞いしといた
end
なにこれ?