テラーノベル
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ドアを閉めた瞬間、 足から力が抜けて、壁にもたれた。
俺は震える手でスマホを取り出した
検索欄に、 避け続けてきた言葉を打ち込む。
─フォーク 症状 ─味覚 なくなる ─人から甘い匂い
pr
検索結果の文字を見て、 俺はしばらく動けなかった
俺が、さっき街で見た''化け物''?
pr
この家には、 俺が“欲しくなってしまう人間”がいる。
それを理解したとき、 背筋が、冷たくなった。
そんなとき。
ak
ドア越しに、あっきぃの声。
ak
心臓が、どくんと跳ねる
行きたくない。 けど、行かない理由も思いつかない。
pr
返事をしてから、深く息を吸った。 大丈夫。いつも通り。 そう言い聞かせて、ドアを開ける。
リビングは、あっきぃの甘い匂いがした。
ak
キッチンに立つあっきぃが振り返って言う。 見慣れてるはずなのに、視線が定まらない
ak
pr
椅子に座るだけで、喉が渇く。 包丁がまな板に当たる、規則正しい音。
ak
小さな声。 ──ぽた。 赤い雫が、調理台に落ちるのが見えた。
pr
俺の視界が、そこだけ切り取られたみたいに、 はっきりする。
ak
あっきぃが苦笑いしながら、指を押さえる。
ak
赤く、指先から滲む血。 それを見た瞬間、 胸の奥をぎゅっと掴まれ、息が浅くなる
pr
血から、目が離れない。 甘い匂いは、一気に強くなった気がした。
pr
一瞬、はっきりとそう思ってしまった。 自分の中から出た言葉に、 ぞっとする。
違う。 そんなわけない。
ak
あっきぃが、俺の異変に気づいて近づいてくる。
やめろ。 近づくな。
ak
近づく距離に、強まる匂い。 理性が、悲鳴を上げる。
俺は反射的に立ち上がった。
pr
思ってもいない強い声が出て、 あっきぃが目を見開く。
ak
その表情を見た瞬間、 自己嫌悪で胸が潰れそうになる。
pr
頭の中で、 “舐めたい”という衝動が、消えない。
自分が、いちばん怖い。
pr
ak
最後まで聞かずに、 俺は玄関へ向かった。
ドアを開けた瞬間、 夜の空気が肺に流れ込んできて、 ようやく呼吸ができた。
pr
このままやと、 俺はあっきぃを傷つける。
一緒におったら俺はいつか、 あっきぃを“恋人”としてやなく、 別のものとして見てしまう
そう確信した瞬間、 背中に、冷たい汗が伝った。
俺はそのまま、 行き先も決めずに走り出した。
次のお話→♡1200 💬2 多すぎてすみません😭
達成が早すぎて、ペースが追いつかないので 多めに設定させていただきました!
💬♡がとんでもなくモチベです。 いつもありがとうございます🙇♀️
コメント
5件
最高すぎます😭 続きも楽しみだし、prakにはなんとか一緒にいて欲しい🥺
多分あっきぃ自分がケーキってこと知らないから、でも知ってたら多分あっきぃの血舐めても…平気かな?
1話から一気読みしました!! ケーキバース地雷気味だったけどこの小説めちゃくちゃハマりました...!!最高すぎます(*^^*)