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双葉視点
集会にて
佐野万次郎
佐野万次郎
マイキーはいつも輝いていて
皆から慕われていて
まるっきり私と真反対
私は誰からも注目をされなくて
誰からも期待すらされなかった
唯一……私の事をダチだと言ってくれた人さえ
簡単に突き放してしまう最低ヤロー
こんな自分が大嫌いだ
佐野万次郎
佐野万次郎
城凪双葉
城凪双葉
彼の隣に居る時だけ
私にも陽が当たる
少しだけど、輝いて居られる
だけど
三ツ谷隆
彼の視線を受ける時だけ
胸の奥底が痛む
ジクジクとして
熱くなって
息ができない
きっとこれは罰なんだ
一方的に愛したくせに
一方的に伝えた癖に
一方的に突き放したから
その罰なんだ
だから
城凪双葉
佐野万次郎
私は今日も、彼とは目を合わせない
こうしないと、自分の罪に目を背けてしまうから
こんな私でごめんなさい
今でも未練がましくてごめんなさい
でも、私はもう隣に立つ事さえ許されない
ごめんなさい
”三ツ谷くん”
三ツ谷視点
三ツ谷隆
俺は、今日も双葉の事を目で追ってしまう
こんな俺がそんな想い
抱いてしまうのはいけない
そんな事は分かりきったことだ
でも、まだ俺にも何か出来る事があるんじゃないかと
少しながらの期待をしてしまう
城凪双葉
佐野万次郎
双葉はいつもこうして
何か急いでる様に帰っていく
行かないでくれ、まだお前を見ていたい
恋に負けて、敗れきったやつは
きっとこうなるのだろう
あぁ
双葉を隣に置けるマイキーが羨ましい
出来ることなら、俺がそこにいたかった
……ごめんな
こんな俺がお前のこと想っちまって
気持ち悪い
近寄らないで
そう言われてもいい
だから、もう一度お前に触れさせて欲しいよ
双葉……
マイキー視点
城凪双葉
双葉が俺の事を見ている事に
俺はいつも気がついている
ふっ、と漏れそうな笑みを堪えて
俺は双葉の理想を演じる
俺は無敵のマイキーだから
好きな女に弱ぇところなんて見せらんねぇ
どうしてでも、俺は双葉を手に入れたい
笑いあって
しょうもないことで喧嘩したりして
でも、最後には仲直りして
ずっとずっと双葉を傍に置いていたい
俺は諦めねぇ
たとえ、お前の目の前にいるのが
俺じゃない
三ツ谷でも
俺はお前の事を惚れさせて
俺じゃなきゃダメだって思わせるよ
愛してる
双葉
今回は3人の心の内を書いてみました それぞれ、違うようで似通った けれど食い違ってしまう 一生交わることの無い三角形 誰が恋を実らせ 誰が恋の木を枯らすのか 是非次回も楽しみにして下さい! 話は変わりますが、もしファンマを作ったりしたら 皆さん付けてくださる方はいますか……?? もし付けるよ〜!と言ってくださる方が居れば 恐縮ですが考えてみようかな、と思います フォロワー様1000人まで後15人となりました 目標達成に向けてこれからも頑張りますので 応援よろしくお願いします🙇♀️ 長文になってしまいましたが、ここで切ろうと思います NEXT→♡100 👁5〜