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菜花
唯月
唯月
菜花
菜花
唯月
菜花
唯月
あれは、
テストも行事も何も無い
“エアポケット”
の時期だった。
※エアポケットとは大きな行事が何も無く学校全体が和やかな雰囲気の 時期のことである。 (詳しくはネット)
ガラッ
先生
先生
唯月
先生
先生
菜花
菜花
菜花
菜花
唯月
菜花
初めて見た唯月は
すごく無表情で
何考えてんのか
全く分からず、
全く好きじゃなかった。
私といえば
そんな唯月とは
正反対で、
なのに、
なぜか惹かれ始めていた。
菜花
唯月
唯月
菜花
唯月
菜花
そう、
この時の唯月は
私以外と喋る気配が
全くなかった。
唯月
唯月
唯月
唯月
唯月
菜花
菜花
唯月
菜花
菜花
菜花
菜花
唯月
しばしの沈黙
唯月は俯いている。
菜花
そう聞いて覗き込んだ
唯月の顔は
いつもの無表情じゃなくて
驚いた顔だった。
続きはまた!
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