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夜になると、不破さんはホストの仕事に行く。
その時の、『いってきます』は、いつもの彼からは想像できない落ち着きや、かっこよさ、どこか寂しそうな雰囲気を纏っている。
仕事に行く時の君の香りは、どこか寂しそう、だけれど華やかな花の香りがする。 この香りが、僕は嫌い。
だけど、これが君の香りなら、僕は好き。
僕は、そんな君の香りが好き。
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帰ってきた時の君は、少し疲れたような表情だけど、何故か楽しく明るい雰囲気を纏っている。
そんな君を見れるのは、きっと僕だけ。
帰ってきた時の君の香りは、君の香りじゃない。
だけれど、仕事に行く時のどこか寂しそうで華やかな香りが少しだけする。
その少しの香りが、僕は好き。
だけれどその香りを邪魔するような、知らない香りを纏ってる、君が少しだけ嫌い。
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あはは、顔真っ赤、可愛いな…
家で二人の時の君は、可愛らしくて、明るい雰囲気を纏っている。
そんな君が愛しくて、1番好き。
こんなに可愛い君を見れるのは、絶対に僕だけ。 これは、僕だけの君の姿。
家で二人の時の君の香りは、どこかあたたかくて、甘くて美味しそうな香りがする。
この香りは、確か、グルマンノートの香り、っていうんだったかな、好きで調べたことがある。
僕しか見れない君の、そんな香りが1番大好きな香り。
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ほんまっ、いい加減にしろよ、!こいつ!!
家に一緒にいる時の晴は、いつもより甘やかしてくれて、優しい。
だけど、いつも俺を愛らしそうな目で見てくるから、少し恥ずかしい。
…だけど、俺は、晴と二人きりの時間が好き。 晴のことが、好き。
晴の香りは、一緒にいたら、明るくなれるような、落ち着きのあるあたたかい香り。
晴が一緒にいたら、雨も上がりそうなくらい、暖かくて、お日様みたいな、そんな香り。
その香りが、俺は好き。本人に言うのは、恥ずかしいけど…
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今日は、晴が桜魔に行く日。
本当は、行かせたくないけど、それを言ったら、嫌われちゃうかもしれないから、言わない。
桜魔に行く時の晴は、どこか寂しそうな雰囲気と共に、いつもは見られないような、真剣でかっこいい雰囲気を纏っている。
桜魔に行く時の晴の香りは、いつもと違って、爽やかでどこか寂しそうな春の香り…というより桜の香りを纏っている。
少し仕事に行く時の俺の香りに似てて、内心嬉しかったりもする。
だけど、離れるのは寂しいから、あまりこの香りは好きじゃない。
だけど、晴の香りだから、俺はきっと好きだって思ってるんだろう。
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桜魔から帰ってきた晴は、明るくて元気そうな顔をしてる。だけど、目の下に隈を作ってて、ほんまに心配になるから、やめて欲しい。
桜魔から帰ってきた晴の香りは、行く時の寂しい香りじゃなくて、明るくて、おひさまみたいないい匂い。
だけど、どこかまだ寂しそうな、儚い匂いを纏ってる。 だけど、そんな晴の香りが、俺は、好き。
ほす
ほす
ほす
ほす
ほす
コメント
1件
どうしよう好きすぎる…!