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上司A
高瀬 奈菜
とある会社に私は入社して、昨日でようやく4年が経った。
事務員として、仕事には大分慣れてきたが、まだまだ応用しなければいけない事も多々あるのは事実で、
しかも、何でも仕事を受け入れてしまう性格が仇となる時だってある。
杉森 貴哉
杉森 貴哉
そんな時、いつだって彼が助けてくれて、仲裁に入ってくれる。
彼は営業として配属されてからまだ1年目だが、社会人としては何年も先輩であり、そして周りからの信頼も熱い事で有名。
話が上手く、フレンドリーな性格の為、男女共に頼りにされていて、最近は特に若い女性社員から好評である。
高瀬 奈菜
杉森 貴哉
杉森 貴哉
高瀬 奈菜
杉森 貴哉
高瀬 奈菜
杉森 貴哉
高瀬 奈菜
杉森 貴哉
高瀬 奈菜
杉森 貴哉
高瀬 奈菜
高瀬 奈菜
高瀬 奈菜
高瀬 奈菜
実を言うと、ずっと前から、私は彼の事が気になっていた。
いや、正確に言うと、彼の事を、誰よりも知りたいと思うようになった。
彼のさりげない気遣いや、一緒にいると安心 する心地良さ、親身になって仕事以外の相談に乗ってくれる優しさ、意地悪そうに笑いかける表情。
どれも私しか知らない一面だと思うと、……ぎゅっと胸が苦しくなった。
しかし、そんなある日、
上司A
高瀬 奈菜
上司A
高瀬 奈菜
上司A
高瀬 奈菜
高瀬 奈菜
上司A
上司A
高瀬 奈菜
高瀬 奈菜
上司A
上司A
高瀬 奈菜
高瀬 奈菜
高瀬 奈菜
それからというもの、彼からはいつもの様に食事に誘われるものの、何かと都合を付けて断るようにしていた。
断った時の彼の表情は、とても寂しそうに見えていたのだが、勘の良い彼は私があえて避けているのを知っていたのかもしれない。
それからしばらく経って、ようやく彼からの食事のお誘いが無くなりつつあった、ある日の仕事帰り。
杉森 貴哉
高瀬 奈菜
杉森 貴哉
高瀬 奈菜
高瀬 奈菜
高瀬 奈菜
杉森 貴哉
高瀬 奈菜
杉森 貴哉
杉森 貴哉
杉森 貴哉
高瀬 奈菜
彼が言う、「あいつ」とは上司の事だろう。
前々から若い女性社員にちょっかいをかけてると噂が立っていると有名だったが、
……そういえば、最近は仕事以外では何も言われなくなった気がする。
杉森 貴哉
杉森 貴哉
高瀬 奈菜
杉森 貴哉
杉森 貴哉
今まで溜めていた悩みが一気に消え去ったせいで頭が真っ白になり、いつの間にか意識を手放してしまった……。
高瀬 奈菜
ぼんやりと目を覚ますと、見慣れない天井がまず目にはいった。
高瀬 奈菜
顔だけ動かして周りを見渡しても、そこは知らない部屋。
そして左手に感じる違和感……?
杉森 貴哉
高瀬 奈菜
高瀬 奈菜
杉森 貴哉
高瀬 奈菜
杉森 貴哉
高瀬 奈菜
杉森 貴哉
杉森 貴哉
杉森 貴哉
高瀬 奈菜
杉森 貴哉
杉森 貴哉
心底ほっとした顔をして、私の左手を更にぎゅっと握り締めたから、胸がきゅっと苦しくなる。
暫く、お互い沈黙が続いて、
杉森 貴哉
高瀬 奈菜
杉森 貴哉
どうしよう、「あなたが結婚しない」と言って安心し過ぎて意識を失った、なんて言えるわけがない。
……言ったら、どんな顔するのかな。
やっぱり、困るよね。
杉森 貴哉
杉森 貴哉
彼は苦笑いをして、立ち上がり、同時に私の手をゆっくりと手離す。
いや、こんなとこで後悔したくない!
高瀬 奈菜
杉森 貴哉
高瀬 奈菜
高瀬 奈菜
杉森 貴哉
高瀬 奈菜
杉森 貴哉
高瀬 奈菜
高瀬 奈菜
杉森 貴哉
高瀬 奈菜
杉森 貴哉
高瀬 奈菜
高瀬 奈菜
高瀬 奈菜
高瀬 奈菜
杉森 貴哉
高瀬 奈菜
高瀬 奈菜
彼は、黙ったまま、真剣な表情で私の話を聞いてくれていた。
杉森 貴哉
高瀬 奈菜
彼に押し倒されて、同時に両手を絡めて覆い被さられる。
彼との距離が今までで一番近く、耳元で彼の吐息を感じて恥ずかしい思いでいっぱいで、言葉も出なかった。
高瀬 奈菜
杉森 貴哉
深く口付けられ、息が苦しくなる。
離れたと思ったら、また深く、何度も口付けられて、もう頭が真っ白になる直前だった。
高瀬 奈菜
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杉森 貴哉
杉森 貴哉
高瀬 奈菜
高瀬 奈菜
杉森 貴哉
杉森 貴哉
高瀬 奈菜
杉森 貴哉
高瀬 奈菜
杉森 貴哉
杉森 貴哉
彼は意地悪そうに笑いかけ、再び深く口付ける。
あぁ、また違った彼の一面を見れた嬉しさと、その彼の独占欲に身体がついていけるのか、心配になってしまう。
そんな、とある日の22時の出来事。
Fin.