第1章 光に隠れた闇の完璧人間_
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俺は、完璧人間。
俺は愛されてて、幸せ者。
だからあの人の理想に合わせなきゃ。
でも、なんかもう疲れたよ。
ぴぴぴぴぴ
時刻は午前6時。
🌸
今日も俺は、笑顔で居なきゃ、、!
🌸
皆んなの期待に応えて完璧にならなくちゃ、
🌸
お母さん、!おはよう。
親
あら、らんくんおはよう!
親
今日テストが返されるんでしょう?
親
勿論、学年1位で、満点よね!
親
そうじゃなかったら、毎日勉強6時間ね
🌸
あ、あぁ、"うん。
🌸
分かったよ。お母さん、、!
大丈夫。
俺なら大丈夫。
だって沢山勉強したから。
期待に応えなきゃ。
🌸
行ってきますっ、!
親
あら、早いわね
🌸
べ、勉強しようと思って!
親
そうなのね、!
親
さっすが、私の息子!
嘘。勉強するなんて嘘。
🌸
…綺麗。
俺より努力をしてないくせに
どうして花は綺麗なの。
俺の努力より輝いてて。
🌸
…羨ましいな
俺へのご褒美は終わり。
学校へ向かうとしよう。
完璧でいる為に。
ペラ、ペラ
静かな教室には、教科書を捲る音が目立った。
🌸
え〜と、、(x+3)(x+7)=は、、
🌸
ここがこうで、、
🌸
よしッ、合ってるはず、
時間は進み、朝の7時30分になっていた
🌸
みんな、もうすぐ来るのか、
笑顔を演じて、
皆んなの憧れを演じて、
自分の全てを偽ってでも 完璧、で居なくちゃ。
ガラガラ
生徒
おはよぉ〜
🌸
あ、◯◯、おはよっ!
生徒
お前いつも早えよなぁ〜、
🌸
あはは、そうかなッ、?
8時
生徒
あっぶねぇ〜!
🌸
また、遅刻ギリギリじゃん。笑
俺だって、遅刻をしてみたい。
生徒
あ、なぁらん!
生徒
課題写させてくんね?笑
🌸
いやッ"、でも、
生徒
うぃ〜あざぁ〜す笑笑
生徒
お前少しは自分でやれよ〜笑
自分でやれば。
そんな事を言えれば、俺は疲れずに済むのに。
だけど。言えない。
皆んなの憧れと、理想で混じれた完璧でいたいから。
🌸
ちゃんと返してよ〜、ッ?笑
生徒
分かってるつーの笑
生徒
ねぇねぇ!らんくん!
🌸
ん?どうしたの?
生徒
これ、先生に渡しといてくれない?
🌸
そのくらい自分でッ、、
生徒
じゃあ、お願いねっ!
🌸
え、、ぁッ、"
なんで俺だけ。
こんな我慢しなくちゃなの。
ねぇ、助けてよ
気づいてよ。
俺のSOS に。
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コメント
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うぅ"〜…気づきたぁい!!!😭 !幽霊様!!!✨ お久しぶりです!!!!!!! 会いたかったぁぁあ!!!!! ガチめにこのお話好きすぎる!!!💕 これからも応援してます! できればー…でいいんだけど、、、 これからも仲良くして欲しい…な? 出来たらで大丈夫よ!!!w あ!フォロー失礼!







