2時間後
目が覚めて、コーヒーを飲みにリビングに
そこには
リビングのテーブルに突っ伏して寝る
阿部さんの姿があった
阿部さん……
テーブルの上には
昨日見たメモの台紙
何か書こうとしていたのか…?
阿部亮平
ん…○○さん
あ、起こしちゃいました…?
阿部亮平
いえいえ、あ、ごめんなさい…!!
阿部亮平
勝手にここで寝てしまって…
…大丈夫
私は阿部さんの隣に座った。
この前、仕事が難しくて少しほたってた時
寝てしまったんです。
起きると、ブランケットがかかってて
美味しい飲み物も用意されてて
難しい仕事も完璧だったんです。
阿部亮平
……
これって阿部さん全てやってくれたんですか…?
阿部さんは微笑んだ
阿部亮平
…はい。全て僕がやりました。
阿部亮平
○○さん、ここ最近疲れてるでしょ?
阿部亮平
僕にはそう思えたんで、できることはやりました。
阿部さんは、メモに何か書き込んだ
阿部亮平
…どうぞ
そこには
……
○○さんのこと 好きです。 阿部
阿部亮平
…僕の気持ちです。
…私も好きです
阿部さんのこと
阿部さんは頷き
エプロンを脱いだ。
阿部亮平
これからは○○さんの彼氏として
阿部亮平
家事をさせてください
……はい
よろしくお願いします
気の利く
笑顔が素敵な阿部さんは
私の彼氏になりました







