テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
113
たいにー。@🍱🦖右絶対マン
fwlr 不穏気味
公式とは一切関係ありません ご理解のうえ、ご閲覧ください
fw
だんまりか…
lr
初めて会った時から分かってたよ
ハイブランドの服にふわっと香る高い香水
ワンポイントが入っていて大人しい見た目だが 数百万円もするアクセサリー
この仕事してればそんくらいすぐに分かる
最初からこいつは、俺とは違う世界の人間
だからわかんないんだろうな
一度もこっちの立場になったことがないやつに 俺の気持ちが分かるわけない
lr
これ以上はお互い苦しくなるだけだ
そう思い、俺はドアノブに手をかける
ガッ
lr
lr
ドアが開かない
fw
fw
は?
頭イカれてんのかこいつ
lr
ーーーーーーーーーー
やけくそになった俺は今、部屋に引きこもっている
だってしょーがないじゃん
あいつと一緒にいたくないし 顔合わせるだけで気まずいやん
当然家には帰れないし 着替えも風呂もここでするしかない
そろそろお腹も空いてきたし…
lr
問題はそれだけじゃない
仕事に行けない
地区外のバイトも行けない
まずいな……
数時間刺激がない俺の身体は 回復の傾向を見せつつある
これまで助けようとする奴なんて現れなかったから 初めての状況に焦りが募る
何かないかとあたりを見回してみると、
lr
カッター
俺には俺を何度でも殺そうとしてくれる地区外の奴らがいたからやったことはない
だが、確か店で頻繁にしている人がいた
冷静な判断が下せない今の俺は 少しだけ、興味が湧いた
あいつらとヤるよりかは遥かに小さい刺激だが、 何もないよりかはまだマシだ
カチカチカチと音をたててカッターの刃を出す
lr
ゴクリと喉を鳴らし、 腕に刃を充てがう
スーーーー
lr
僅かにブチブチと皮膚を切る感触を感じ 赤黒い血が腕を伝う
それほど強い力は入れてないと思ったが 切った部分が綺麗に開いているのがわかる
それに、なんだか落ち着く感じもある
俺はその不思議な感覚に夢中になって何度も切る
低刺激だがコスパがいい
一人でできて静かに心がなだまるこの感じ
この行為のなにがそうさせているのか、 気になって何度も何度も切る
lr
気づけば床は血だらけだ
腕の傷も脂肪が見えるほどに深く傷ついていた
不破さんに怒られるかな、
血の匂いが部屋中に漂っているのが分かる
やりすぎた…
lr
俺は血の匂いに誘われるように眠りについた
ーーーーーーーーーー
lr
fw
え?
またやん
fw
lr
あ、腕
俺はさっきまで自傷を繰り返していたことを 思い出し、直ぐ様腕を見る
lr
fw
fw
俺の腕は止血されていて、 綺麗に包帯も巻かれていた
別に放っておいても良かったのに
lr
fw
fw
分かってるんなら放っとけよ
fw
そう言って横に置いてあった小粥を俺に差し出す
lr
fw
必然かよ
てか何で知ってんだよ
fw
lr
lr
優しくされたから、俺も弱くなったんだ
fw
lr
fw
fw
fw
lr
小粥を食べる手が止まる
図星だ
自分を生かしてあげる、助けてあげる、 幸せにしてあげる
とにかく自分にとって有益になることはしたくない
fw
lr
自分のことでもないのに悲しそうな顔をする 不破さんを見て、心が苦しくなる
こんなに心配してくれる人は他にいなかったのに 俺はその気遣いを全て蹴ったのか
それに、今の優しさだけは 苦しくも何ともなかった
手当てしてくれて、小粥を用意してくれて、 ベットに寝かせてくれて、
俺を傷つけないような言葉を選んで会話してくれる
でもそれを当たり前のことみたいにする
俺を可哀想な目で見てこない
仕方なくだから、自分の為だからという理由で していないのが伝わってくる
こんなの初めてだ
lr
fw
lr
不破さんは驚きながらも真剣に話を聞いてくれる
lr
lr
幸せであることは俺にとって毒だった
いつまた絶望させられるかわからない、 また不幸になるのかわからない
そんな不安があって落ち着かない
lr
lr
lr
俺は幸せなんかになれないんだって諦めがつく
lr
fw
不破さんはしばらく黙ったままでいる
そりゃそうか、
不幸せが幸せで、 痛みや苦しみを受けても喜んでる俺なんて
傍から見たらただの異常者だもんな
fw
lr
次に何を言われるか怖い
身体も休まって誰からも殴られてない
そんな俺に魅力なんか一つもない
対して辛そうに見えないんだろうな
目を引く特徴がないから、
誰も助けてくれない
ーーーーーーーーーー
ローレンが何かに怯えながら話している
それはきっとさっき話してくれた 幸せだからこその不安
幸せだから、もしかしたら今からどん底に 落ちるかもしれない
そんなものは誰にだって少しはある
ローレンはその思考が強すぎる
きっと何度も裏切られてきた経験がある
ローレンがどんな過去を持ち、そこからどんな考えが生まれたのかは俺には分からないけど
fw
lr
俯いたまま返事をする
fw
lr
fw
fw
fw
lr
fw
fw
fw
lr
ローレンは少々驚いたような顔をしている
きっと自分が大切にされているという考えが 元からなかったのだろう
fw
fw
fw
自分のことを過小評価しすぎているローレンに 気づいてほしい
自分がどれだけ魅力のある人間かということを
そんな思いで一心に伝えた俺の言葉が ローレンの内側に響いたのだろう
ローレンの頬を大粒の涙が伝う
lr
lr
どれだけ傷ついてきたんだろうか
どれほど大切にされていなかったのだろうか
俺の言葉一つでこんなにも泣いてしまう ローレンの姿を見て、抱きしめてあげたくなる
fw
fw
lr
lr
fw
fw
lr
ローレンは苦しみから解放されたかのように その場で縮こまり泣き始めた
同時に、自分を助けてくれる人がいることを かみしめているようにも見えた
俺もその姿を見て、今にも泣きそうだった
俺達だけの幸せの形
それは誰にも否定できない 唯一無二のもの
ーーーーーーーーーー
ごめんなさい飽きて適当に完結させました
こじつけが過ぎる完結でちょっと悔しいです
またやる気があったり何かきっかけがあったら 変更されてるかもです