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カァー カァー
エンヴィー
……
エンヴィー
『く、来るな!!』
『バケモノ!!』
エンヴィー
扉に近ずいた。
ドンッ!
エンヴィー
誰かいる…? お父さん、お母さん? 違う…
エンヴィー
眩しい。 どこだろう…
エンヴィー
ウィング
エンヴィー
ウィング
悲鳴の正体もきっとこの人…? でも、抵抗する気はない、から_。
ウィング
私の、名前…
エンヴィー
ウィング
なんでだろう、 誰かと話すなんてあそこに閉じ込められてからひとつもなかったのに。 名前も、言葉も、はっきり言えた。 人でもない、吸血鬼なのに。
ウィング
エンヴィー
ウィング
正直頭が着いてこない。分からない。 どうなるんだろう、なんで私は死んでないのだろう。 みんなはどうなったのだろう。 ここはどこにあってどこに存在するのだろう。
ウィング
エンヴィー
ウィング
エンヴィー
ウィング
エンヴィー
ウィング
エンヴィー
なんでわかったの?言葉にしてすらないのに。 全て、全くおなじで。
ウィング
ウィング
ウィング
バタン
扉がしまった音が響いて、すぐそばにあったベッドに横になった。
エンヴィー
エンヴィー
夢、ゆ、め。
お父さん
エンヴィー
エンヴィー
お父さん
エンヴィー
ガチャ
妹
お父さん
お母さん
いつからだろう、お父さんもお母さんも、 私が魔法を扱えないことに呆れるようになったのは。
エンヴィー
お父さん
なんて言ってたか、聞こえなかった。
エンヴィー
お母さん
呆れてた。