俺は小さい頃から トモダチが"見えていた"
それを理由に家族からは嫌われていた
今日もトモダチが見えている
トモダチは俺に構ってほしいみたい
みんなは冷たい目で俺を見る
誰にも愛されない
それが普通
怒鳴ってくる家族にはまだ慣れない
こんな俺に終わりはいつ来るんだろう
と、居ないはずのトモダチに言い 家を出た
: 放課後 :
そう呟く
空は海のように広く 吸い込まれそうだった
この海に溺れてしまいたい
いつの間にか柵を乗り越えていた
俺は海へ落ちた
屋上よりで見るより魅力的に感じた
なんで
トモダチがいるの、?
トモダチは
そう言い涙を流した
俺の為に泣いてくれる人なんて初めて
だから
俺も泣いちゃったじゃん、w
小さい頃から君が嫌いだった
嫌いというより怖かった…かな
その君は今
俺の前でぐちゃぐちゃ
皆同じ反応
だと思っていた
その声に皆ハッとして
そう言っても開くわけない
下の黄青はまだ状況が呑み込めてない
俺がなんとかしないと
泣きそうな目で見つめてくる
俺だって泣きたいよ
間に合わない
きっと
俺が冷たく接したから
俺が"怖い"っていう理由で避けたから
俺のせいで
俺のせいで
"手術中" という赤いランプが消えた
早くッ教えて
赤くんはどうなったのッ、?
だいたい予想出来てた
包帯で見えない顔に手を添えて
呟いた
そしたら俺の横で
突然現れスっと消えた
赤くん
許してくれないかもしれない
でも言わせて
❦ℯꫛᎴ❧
コメント
11件
やば好き、こんな嫌われ見たことないわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ発想がすごい!
泣けた。゚(゚´Д`゚)゚。