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これは私が生まれた時の話です
真夏
うえーん！！
パパ
どうしたんだ？真夏！
ママ
階段から落っこちたのよ！大丈夫？
真夏
う、う、
ピッピ
わんわん！
ママ
ほらピッピも心配してるわよ
小学生になった春
ママ
真夏ーちょっと来て
真夏
何？ママ
ママ
実はね、ピッピとお別れしなきゃいけないの
真夏
なんで？ずっと一緒って約束したじゃん！
ママ
でもピッピは保健所っていう所に行かないと妹が生まれないのよ
真夏
もういい！ママなんか！
ママ
真夏！
ピッピ
わんわん！わんわん！
真夏
嫌だよねピッピだって
パパ
何してるんだ？真夏
真夏
ピッピが保健所に行くって
パパ
ごめんな
パパ
今から保健所のおじさんが来るんだ
真夏
今から！
真夏
そんな！嫌だ！ピッピといたい！
ママ
真夏ピッピとはお別れよ
パパ
ピッピおいで
ピッピ
わん！
真夏
ピッピ！
ガタンっ！
真夏
待って！ピッピ！
真夏
私！ずっと一緒だから！忘れないから！
真夏
ずっと家族だからね！ピッピ！
真夏
また会いに来てね！大好きだよ！
ママ
真夏
パパ
真夏本当ごめんな
真夏
ピッピ…
そうしてピッピは天国へと行った
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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