伊縫 理久
槐ー、起きろー
黑裂 槐
ん……おはよ
伊縫 理久
おはよ
黑裂 槐
今日はどうする?
伊縫 理久
散策でもするか?
黑裂 槐
良いなそれ
ダッダッダッ
ガラッ
伊縫 宇美
起きろ野郎共!
伊縫 理久
起きてるんだよなぁ、
これが
これが
多瑠斗 苺子
なんだ起きてたのか
黑裂 槐
朝から何事だよ
世冴 遥
本日は散策に
出向くのですって!
出向くのですって!
潟 藍猫
その、お二人も
どうですか?
どうですか?
黑裂 槐
おぉ、奇遇だな
伊縫 理久
俺達も話してたんだ
伊縫 宇美
じゃあ全員同意見ね
黒山 亜随
まだ寝てたい〜
二神 翠華
普通にめんどいんだけど
伊縫 理久
行く気ないのも
いるじゃないか……
いるじゃないか……
伊縫 宇美
みんな楽しんでるー?
伊縫 理久
田舎だから大して
何もないけど……
何もないけど……
黑裂 槐
それがむしろ良いと
思うけどな
思うけどな
世冴 遥
こういう所、初めて
だから新鮮ですわ
だから新鮮ですわ
潟 藍猫
のどかで素敵だなって
思います
思います
黒山 亜随
どこでも寝れそうだよね
二神 翠華
いやいや危ないでしょ
伊縫 宇美
まぁ熊とか猪とか
普通に出るからね
普通に出るからね
多瑠斗 苺子
えっ、
会いたいんだけど!
会いたいんだけど!
伊縫 理久
それはやめて
おいた方が……
おいた方が……
潟 藍猫
あれ?
黒山 亜随
藍猫どうしたの?
潟 藍猫
あそこ、何か
光ってませんか?
光ってませんか?
黑裂 槐
行ってみるか
光の正体は 太陽を反射して輝いていた 八つの白い石だった。
世冴 遥
これはなんですの?
二神 翠華
普通の石とは
違う感じだよね
違う感じだよね
多瑠斗 苺子
なんか特別なもの
だったりして!
だったりして!
伊縫 理久
そんな、まさか〜
伊縫 宇美
でも結構綺麗だし、
記念のお土産には
なるかもね
記念のお土産には
なるかもね
理久達は石を一つずつ拾い、 それぞれポケットに仕舞った。
伊縫 宇美
さて、次はどこに行く?
多瑠斗 苺子
森行こう!
黒山 亜随
涼しそうだから賛成〜
二神 翠華
何もない分日向だらけで
結構暑いし
結構暑いし
潟 藍猫
まぁ遥さんは
例外ですが……
例外ですが……
世冴 遥
日傘を持ってきて
正解でしたわ
正解でしたわ
黑裂 槐
さっすがお嬢様だな
伊縫 理久
まぁ彼女に
何かあったら
こっちの責任に
なるだろうし……
何かあったら
こっちの責任に
なるだろうし……