テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
82
86
時が過ぎ
私も高校生になった
転校を決意して
親元を離れ
この地にいる
引っ越した
なぜかって、?
彼に会うため
それだけだった
彼に連絡をしても何もかえってこなかった
『どこに引っ越すの?』
っと何度送ったのだろうか
でも既読スルー
私は近所の人に聞き周り
情報を手に入れ
ここにいる
普通に過ごしても良かった
でも彼に会いたかった
et
小さく呟く
ポケットの中のスマホ
消せないままのメッセージ
『元気でな。また会えたらいいな』
たった一言
それだけを何年も信じてきた
そしてその夢が
叶う時が来た
転校初日
教室のドアの前で深呼吸をする
et
自分に言い聞かせてドアをあけた
et
et
視線が集まる
ザワザワとした空気
一つだけ、知っている気配があった
そこにいたのは
ずっと会いたかった人
何度も夢に見た人
et
et
クラスがざわつく
でも。
そんなのはどうでもよくて
yaくんはほんの一瞬だけ
驚いた顔をしていた
そして一言
ya
躊躇いがあった
たった一言だけだった
おかしい
こんな再会
想像していなかった
もっと笑ってれると思ってた
『会いたかった』
って言ってくれると思った
だって私は
彼との再会のために
ここに来たのに
et
休み時間
rn
隣の席で仲良くなったrnが話しかける
et
rn
rn
グサリと刺さる
et
誤魔化すしかない
本当は、私がいちばんわかってる
あの距離
あの温度
放課後
勇気をだして
yaくんの元に来た
et
今度はちゃんと笑えたはず
久しぶり見た彼は
以前見た幼さはなくなっていて
顔が整っていた
声変わりをしたのか
声も低くなっていた
ya
理由でも聞いてくるかと思ったが
『ん、』の一言
yaくんは短く返事をして
カバンを持つ
それだけで終わりそうになる
et
思わず引き止める
やっと会えたのに
終わらせたくなくて
ya
その一言がやけに冷たい
na
明るい声が廊下に響いた
振り向く
そこに居たのは
私よりも何倍も
綺麗な女の子
迷いなく、yaくんの隣に立つ
na
自然に腕に触れる距離
その近さがやけにリアルで
ya
yaくんはなんの迷いもなく
頷いた
そして
私の事なんて見えてないみたいに
通り過ぎる
教室に1人取り残される
さっきまであったはずの言葉が
全部消えていた
et
小さくこぼれる声
胸の奥がザワザワして止まらない
帰り道
et
rnが何気なく言った
rn
rn
rn
et
何年も作ってきた希望が
あの一瞬で崩れた
ねぇ、私
なんでここに来たんだっけ
あの一言を信じたからじゃなかった?
『また会えたらいいな』っという
でも
会えた先にいたのは
私の知らないyaくんだった
ねぇ、yaくん
私は、まだ
あの頃のままなのに
next▷▶♡500
コメント
7件

ya君etさんと仲良くしてくださいお願いします やっぱり続きがきになる終わり方うますぎます!
も~やっばいて~(? この作品いつも感動しちゃう、、片思いものはやっぱ、全然続きがよめない!笑 yaくんの「ん」のところがなんか、yaくん距離を取ってる、? 終わり方もロマンチックすぎるね✨ 続き楽しみ!がんばっ!