다시

食事も済ませ､辺りがすっかり暗くなり𝟳時を過ぎた頃 街広場の噴水を眺めて居た僕ら．

最近寒くなって来たし 葉っぱも散り始めてきて､クリスマスシーズンが近づいて来たからか 噴水も黄色や赤､緑等でライトアップされていた．

【⛲️ ﾌﾟｼｬｰｯ】

クラシック音楽に合わせ始まる噴水ショー． ポンプから噴き出す噴水は圧巻で幻想的な雰囲気を醸し出していた．

ライトアップされた噴水に興奮しながら､純粋な子供に戻っているみたいだった．

可愛らしいそんな ﾋｮﾝ に釘付けになってしまい、 無意識のうちに見惚れてしまってた．

少し､少しつづ． 距離が縮んでる． それを ﾋｮﾝ も感じてるといいな．

完全に戻れなくても､せめて友達としての関係に戻りたい．

行き場の無い手をそっと、 左ポケットの中に潜めた．

家に向かってる途中､ インテリアショップのショーケースに置かれた柔らかいフォルムの肘付きローソファー．

家にあるアクスティックじゃ、1人しか座れなくて少し窮屈だったし

あのソファーがあったら ｸﾞｶﾞと一緒に座れるかな．

【ｳｨｰﾝｯ】

住んでるアパートは広めのワンルームのレトロで､窓と扉に韓国昔ながらのガラス板は引っ越して直ぐカッティングシートを貼った．

天井は少し高めで､ 観葉植物も置いてるし

次に見たのはグレーのファブリックローソファー． 掃除しやすくホコリも溜まりずらくなっている．

それから他にふたつ程ローソファーを見たもののしっくり来ず､店内をブラブラし始めた．

ｼﾞｮﾝｸﾞｶﾞに連れられ､見つけたのは 形状的デザインは北欧テイスト． 深みのあるカラー素材にビンテージ感をプラスしている．

ミッドブラウンのフレームに､ コーデュロイとクリンプの温かみのある生地．

安定感もありそうだし､ 部屋にも合いそう．

値札を見てみると 約𝟱𝟲𝟬.𝟬𝟬𝟬ｳｫﾝ 僕は黙ってそっと値札を下ろした．

話し合いの結果､ ソファーを購入することにした僕らは周りの雑貨も見ていると

あの日以来久しぶりに会う ﾐﾝｼﾞｪ． 家族連れで来ているようで きっと酷い醜態を晒したことは記憶にないだろう．

はぁ､やっと帰ったよ． 彼奴が話し出すといっつも長くなる．

あれから親しくなったわけでも無いのに ﾋｮﾝ とか呼び初めちゃってるし...

....ぁ、ｸﾞｶﾞ． 長過ぎてどっか行っちゃったのかな．

いつの間にか隣から姿を消した ｸﾞｶﾞを探しに少し歩き､ クッションが並んだスペースをウロウロしてる所を直ぐに見つけた．

【✒️ᝰ】

特別珍しいデザインでも無く､ 滅多に見ない色でも無い なのに早く部屋に置きたいな､と 届くのが待ち遠しく感じる．

この時は気づいて無かったけど､ ソファーに対してじゃなく 隣で､ｸﾞｶﾞと一緒に座って過ごすことに待ち遠しさを感じていたのかも知れない．

𝙏𝙤 𝙗𝙚 𝙘𝙤𝙣𝙩𝙞𝙣𝙪𝙚𝙙 ⇢⇢