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➥𝗡𝗲𝘅𝘁 𝗗𝗮𝘆
随分長く寝たような感覚と、 全身が心地良く痺れてる.
肩を揺すって上半身を起こすと、隣で寝てた ジョングク が先に起きて何やら自分のバッグを漁っていた.
𝗧𝗛 .
背中越しに端から覗き込もうとすると
振り返った ジョングク が僕に向けてCanonの一眼レフカメラを構えた.
𝗧𝗛 .
𝗧𝗛 .
𝗝𝗞 .
𝗝𝗞 .
𝗧𝗛 .
レンズを塞いでた手を離し、軽く頷き返事をするとベッドから降りて ジョングク はキッチンの方へ向かった.
目が覚めて隣に誰かがいるだけでこんなに満たされるんだっけ.
今まで忘れてた感情が少し不思議に思えた. 体温がまだ残ってるベッドシーツを右手で撫でてるとスマホのバイブ音が鳴った.
【📱 ブブッ】
トップ画面に表示された 【calendar:締切直前】 の文字. そうだ、前にカレンダーアプリに締切直前日を設定していた.
𝗧𝗛 .
すっかり忘れてた....!! 締切ッ
ベッドから飛び降りてクローゼット近くに置かれたリュックを手に取り ハンガーにかけられたいつものジャケットとパンツ. 適当にカゴから取ったシャツを着る.
𝗧𝗛 .
𝗧𝗛 .
𝗧𝗛 .
𝗝𝗞 .
𝗧𝗛 .
𝗝𝗞 .
𝗧𝗛 .
【バタンッ】
𝗝𝗞 .
𝗧𝗛 .
制作開始から約𝟮𝟬分. 早くも眠気に襲われ手が止まった.
早く来すぎたかなぁ??
締切直前だからって焦ったものの、計画的に進んでいたからか思ったよりすることが無い.
朝ご飯食べてこればよかった.
何気に グガの手料理が小さな楽しみになりつつあった. 料理が出来ない僕が外食やコンビニ、たまぁに作る簡単な手料理. そんなものより何倍も美味しくて、 グガが料理上手ってのもあるんだろうけど
1人で食べてた時では感じなかった食べた時の心が温まる感じ.
そんな日が重なって行って、 いつか日常とかいう当たり前になるんだろう.
室内に充満した油絵具の刺激臭が慣れたはずの鼻をツンっとさせた.
➥コインランドリー
1人軽く朝食を済ませ、やることも無いのでコインランドリーの乾燥機を使いに来た.
持って来た衣類を乾燥機に入れ、カードをかざし4,500ウォンを払う.
店内は他のコインランドリーと違って管理人のこだわりからか置かれているインテリアは白を基調としたお洒落な物ばかり.
待ってる間大理石テーブルの上にブラウンのニットスクエアバスケットを置き、店内自販機で買ったコーヒーを持ってソファに腰掛けた.
𝗝𝗞 .
テヒョイヒョン 制作順調かな. 朝あんなに慌てて出てったけど.....何もまだ食べてないんじゃ.
サンドイッチでも作って大学まで持って行こうとも思ったけど、集中してる時に邪魔になるのは嫌だったからやめておいたけど
【🔔 カランカランッ】
僕以外にも昼前にランドリー来る人っているんだなぁ.
入って来た女性の背中を一瞬だけ確認しスマホに視線を落とす.
【バタンッ】
𝗝𝗞 .
𝗨𝗖 .
𝗨𝗖 .
𝗝𝗞 .
𝗨𝗖 .
𝗝𝗞 .
𝗨𝗖 .
𝗝𝗞 .
𝗨𝗖 .
𝗨𝗖 .
𝗨𝗖 .
𝗝𝗞 .
𝗨𝗖 .
𝗝𝗞 .
𝗨𝗖 .
𝗝𝗞 .
𝗨𝗖 .
𝗝𝗞 .
𝗨𝗖 .
𝗝𝗞 .
𝗝𝗞 .
𝗝𝗞 .
𝗨𝗖 .
𝗝𝗞 .
𝗨𝗖 .
𝗝𝗞 .
𝗨𝗖 .
𝗝𝗞 .
𝗨𝗖 .
隣に座ったまま顔を伏せて何かブツブツと不満を零す.
分かりやすすぎる拗ね方に思わず少し笑ってしまう.
𝗝𝗞 .
𝗝𝗞 .
𝗨𝗖 .
𝗨𝗖 .
𝗝𝗞 .
【ピーッ、ピー】
凄いフレンドリー(?)な子だな.
距離の詰め方が積極的すぎる ウンチェ へ戸惑っていると、良いタイミングで
乾燥機から終わった音が鳴り 逃げるようにバケットを持って歩いていく.
➥食堂
【ガタッン】
駄目だ. とりあえず何か胃の中に入れないと.... 空腹で頭がいっぱいに.
空腹に耐えきれず昼時混雑する食堂の、学食の中から餃子&イカラーメンのセットを頼んで5,000ウォン 支払い事前に確保しておいた4人用テーブル席に戻る.
𝗧𝗛 .
今日最初のご飯だぁッ
箸で麺を挟み大きく開いた口の前に持って来た時
ミンジェ に言われた通り昨日の内に ヒョン に返事をしておいたけど.
𝗦𝗚 .
𝗦𝗚 .
𝗧𝗛 .
𝗦𝗚 .
𝗦𝗚 .
𝗦𝗚 .
𝗧𝗛 .
𝗦𝗚 .
𝗦𝗚 .
𝗧𝗛 .
𝗦𝗚 .
𝗧𝗛 .
𝗦𝗚 .
𝗦𝗚 .
𝗧𝗛 .
𝙏𝙤 𝙗𝙚 𝙘𝙤𝙣𝙩𝙞𝙣𝙪𝙚𝙙 ⇢⇢