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闇夜の輝く一等星

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闇夜の輝く一等星

21 - ep. 20 決死の覚悟の解決策

♥

302

2024年10月12日

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2週間後

Altair

おーすっ

Spica

おはようございます

Altair

あれ?ベガは?

Spica

ベガはまだ来てないですよー

Altair

珍しいな

Altair

いつもなら俺が一番最後なのに

Spica

それどころか一番最初にココに来てるぐらいですし、、

Altair

体調悪いのかな、

Spica

心配ですよね。

Spica

...ちょっと様子見に行きます?

Altair

だな

コンコンッ(扉

Spica

ベガー?

Altair

起きてるかー?

......

Spica

寝てるのかな

Altair

んー....

Altair

ちょっと電話してみれば?

Spica

そうですね

Spica

(ピッピッピッ)

Spica

(RRRRRRR RRRRRRR )

 

 

 

 

Spica

(ガチャ)

Altair

お!繋がった?

Spica

もしもしー?

Spica

ベガ?

Spica

起きてる?

Vega

『......』

Altair

ん?もしもーし?

Vega

『起きて、ます、』

Spica

大丈夫?

Spica

どうかしたの?

Altair

体調悪いのか?

Vega

『違う...違うんです....』

Spica

ホントに大丈夫?

Vega

『スピカ、ちょっと部屋に来てくれませんか....?』

Vega

『鍵、空いてるので...』

Spica

....?

Spica

わかった

Altair

じゃあ俺は戻ってるわ

Spica

はーい

Spica

お邪魔しまーす...

Vega

......

Spica

どうしたの、ベガ?

Spica

何かあったの?

Vega

...少し

Vega

話を聞いて貰ってもいい....?

Spica

うん、もちろん

Spica

どうしたの?

Vega

私、この前の組織壊滅任務の時ボスと話したじゃないですか

Spica

任務参加の交渉をしに行ったときだよね?

Vega

そう

Vega

あの時ボスに言われたの

──アルタイルとリゲル、レグルスには警戒してくれ──

Vega

って

Spica

つまり....?

Vega

あの3人がスパイかもしれないという意味です

Spica

......

Vega

その顔....

Vega

何か思い当たるんですよね....?

Spica

......

組織壊滅任務の時

Spica

ん?

Spica

紅炎の情報.....

Spica

これは....

Spica

「紅炎へ潜入調査中の構成員によると」

Spica

「紅炎はスパイをどこかの組織へ送った模様。」

Spica

「誰が何人、どこへ潜入させたのかは不明。」....

Spica

「また潜入捜査中の構成員の連絡が途絶えたことから」

Spica

「消息をたったと思われる。」....

 

 

 

Spica

実は私、

Spica

壊滅任務の時、紅炎のとある情報を入手しているんです。

紅炎は3人のスパイを出した

Spica

ということを。

Vega

.....私はボスに警戒しろと言われてから独自で捜査を重ねてきました

Vega

皆には内緒で

Vega

......

「アルタイルたちがスパイじゃなければいいなって思って。」

Vega

....でも調べれば調べるほどスパイという事実に近付いていくんです

Vega

私はアルタイルたちがスパイだと認めたくない

Vega

でも認めざるおえない....!

Vega

....そしていよいよ昨日

Vega

動き始めたんです

Spica

動き始めたって.....?

「アークトゥルスが紅炎にスパイの調査に行ったんです。」

Spica

!?

Vega

これはこの組織ですら極秘にされている任務です

Vega

でも私は捜査してこの情報を入手しました

Spica

....それで打ちのめされてたの?

Vega

......コクッ(頷く

Vega

もう...どうしたらいいかわからなくてッ....

Vega

アルタイルたちがスパイだとバレたら殺されちゃうッ......!

Vega

前に皆で星を見たとき、凄く凄く楽しかった

Vega

現実を忘れられるくらい....

Vega

永遠にこの時間が続いてほしいとまで思った....

Vega

そんな思いをされてくれた人たちが死んでしまう....

Vega

それだけは絶対に嫌だッ......!

Vega

でもッ....庇うことも出来ないッ......

Vega

....ッ....ッ...

Spica

...わかります

Spica

その気持ち

Spica

....でも

Spica

黙ってみてるしかない

Vega

ッ......

Spica

...と言いたいところですが

Spica

1つだけ解決策があります

Vega

.....!

Vega

そ、それはどういうッ....

Spica

ただ

Spica

これをするならリスクが伴う

Spica

そう

「失敗すれば100%死ぬというリスクが。」

Spica

それでもやりますか?

Vega

....もちろん

Spica

わかった

Spica

私も協力するから

Spica

絶対に

生きようね。

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