前にグルッペンさんから
こんな話を聞いた
殺し屋は互いが敵となる
俺らと違って
チームで殺し屋やってない奴らだっているらしい
どの殺し屋も戦力は常に求めていく
殺し屋同士の戦いも珍しくはないらしい
〇〇
んん…
朝起きると知らないところに居た
〇〇
〇〇
は?
シラナイトコロ?
〇〇
っ
手錠がされている
身動きが取れない様に縛られている
殺し屋A
おい
知らない人の声がする
〇〇
…………
殺し屋A
無視するな
ガッ
〇〇
いったぁ
蹴ってきた
殺し屋A
うるせぇ!
バンッドンッ
〇〇
ねぇねぇ~
〇〇
痛いからやめてよォ~w
殺し屋A
なっお前…
〇〇
え
何?
何?
〇〇
私に勝てるとでも?
殺し屋A
このクソガキが…!
〇〇
急に喧嘩売って来てよく言いますねぇ(煽)
殺し屋A
ふざけるな!
〇〇
やですよwふざけますよぉ~
殺し屋A
くっそ
ガシャン
殺し屋A
は?
縛られていたけど
〇〇
壊れちゃった
〇〇は素早い動きで殺し屋Aの首元にナイフを突きつける
??????
そこまでにしとけ
〇〇
っ!
殺し屋Aをゆっくり離す
殺し屋A
誰だ!
〇〇
トントン…さん
??????
トントン
せや
殺し屋A
くっそ
トントンさんに襲い掛かる殺し屋A
シュッ
〇〇
あ…
気付いたら殺し屋Aは死んでいて
血の着いた服を来たトントンさんが居た
シュッ 聞こえたのはこの音だけ
〇〇
(速い…)
トントン
大丈夫か?
〇〇
…はい…
手を差し出してくれる
〇〇
ありがとう…ございます
トントン
ええよ
優しく笑うトントンさん
いつもなら優しく感じていた
でも、今は怖い
怖い
でも、
私はこれを超えたい…!
〇〇
あの、
トントン
ん?
〇〇
やっぱり知ってたんですねw
トントン
まぁな
トントン
グルッペンを問い詰めた
〇〇
なるほど…(あの総統…!)
トントン
で、〇〇も殺し屋になるんか?
〇〇
はい
トントン
…そっか
トントン
もし〇〇が望むのであれば反対はしない
〇〇
はい
トントン
でも…
〇〇
なんで…
トントン
〇〇?
〇〇
どうしてですか!?
〇〇
そんなに殺し屋になって欲しくないんですか!?
〇〇
そんなに迷惑なんですか!?
〇〇
預かって貰ってるのは分かってる
〇〇
だからこっちもいろいろ努力してる
〇〇
なのにどうしてですか…!
やばい…言い過ぎた…
せっかくの仲間なのに…
トントン
俺らはな
いつもの優しい声…
トントン
〇〇が「普通の子になりたい」
って言った時
って言った時
トントン
全員で誓ったんや
トントン
〇〇が今まで苦しんだ分
トントン
幸せで返そうと思っててな
〇〇
…どうしよう
トントン
…………
〇〇
どうしよう…私、
〇〇
凄い、酷い事言った…
〇〇
ごめんなさい…
トントン
ええよ、謝らんくて
トントンさんが優しく包んでくれる
暖かい、落ち着く
やっぱりこの感覚…何処かで…
〇〇
トントンさん…
トントン
ん?
〇〇
わがまま言っても…いいですか…
トントン
ん、えーよ
トントン
珍しいな、
〇〇
私、正直皆さんの事
〇〇
嫌い、だし、信用もしてなかった
トントン
そっか…
トントン
それでええんや
トントン
なんでも言えや
〇〇
私…両親に会ってみたい
トントン
え
おわりぃぃぃ
結構長目に作ったつもり
しーゆー
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