春海暗
春海暗
春海暗
春海暗
春海暗
気持ち悪い
気持ち悪い。
いふ
俺を呼ぶその声を
俺を見るその目を
愛しいなんて思う自分が
ないこ
気分が悪い
彼を見てると
だっていつもは
いふ
いふ
ないこ
いふ
ないこ
いふ
いふ
ないこ
普通は寝てるような時間に連絡してきて
「家に来い」なんて言うくせに
学校に行けば
いふ
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
いふ
いふ
いふ
いふ
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
ないこ
俺じゃない誰かと話して
誰かに触れて
俺の知らない彼がたくさん
「恋人」なんて綺麗な関係じゃないけど
彼の1番は俺じゃないと、なんかやだ。
「かっこいい」 「頭いい」 「頼れる」 誰だそれ。
「優しくて酷い」 これが俺が知ってる彼。
そんな彼のことが俺は…
「好き」だなんて絶対に言ってやらないけど
あーあ、やっぱり
ないこ
朝、いつも通りに扉を開ける
いふ
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
彼の周りには 沢山の人
いふ
ないこ
俺に気づくと向けてくる 明るい笑顔
俺は無言で彼に近づいて そのまま
抱きついた。
いふ
ないこ
周りがザワついていようが 彼が困惑していようが知らない
ギュッと彼の肩に腕を回す
いふ
優しい声。俺しか知らない
ないこ
俺はこっそり笑って
囁いた
抱いて?
コメント
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ワァオ イッツあめいじんぐ 尊いの一言に尽きる
桃くんの矛盾した思考も最後の囁きもてえてえです……😇