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泣いたぁぁぁあ" もう好きだ☆
藤澤涼架side
元貴の家を出てから、二人で歩く
元貴があんな声を荒げる姿を初めて見た
ちょっと怒ったりすることならあったけど、あんな言い方はしなかった
ずっと一緒にいたから、元貴のことを知っていると思っていたけど、知らなかったのかもしれない
元貴とは学校の校門で出会った
あって初対面、一秒でバンドに入ってくれと言われたのは流石にびっくりした
けど、僕は入ることに決めた
元貴を一目見て、この人にはついていけると思ったから
だから僕はMrs.GREEN APPLEに入った
バンドに入って最初若井とは気まずかったし
キーボードはいらないんじゃないかって言われたりもしたけど。
僕が頑張れたのはMrs.GREEN APPLEの存在があったから
だから、キーボードもたくさん練習した
若井とは全然喋れなかったけど、同居期間を経て、だんだん仲良くなっていって、 軽口もたたきあえるそんな関係になった
元貴はいつも僕を励ましてくれた
そりゃレコーディングでミスしまくったらちょっと怒られるとかはあったりしたけど
僕が悩んでいる時真っ先に気づいて励ましてくれたのは元貴だ
僕がメイクするようになっても、「綺麗✨」と真っ先に言ってくれたのは元貴と若井だ
二人がいて、そして僕がいて、Mrs.GREEN APPLEなのに。
omr
omr
omr
元貴ははっきりそう言った。
初めて見る元貴の苦しそうな表情。
ちょっとでも手を離したら、すぐ消えてしまいそうなくらい、悲しい表情をしてた
そして僕を久しぶりに“涼ちゃん”と呼ばなかった
久しぶりの“藤澤”呼び。
元貴にそう言われたことも
元貴がいなくてもMrs.GREEN APPLEが成り立つんだと言ったことが
どうしようもなく寂しい
なにか、気づいてあげれることはなかったかな
レコーディングのとき、声をかけておけばよかったかな
もっと前から、元貴の元気のなさに気づいてあげれたらな
あのとき、無理矢理にでも元貴と話しておけばよかったかな。
考え出すと止まらない
だから、僕は若井を頼った
hjsw
wki
若井がこっちを向いて微笑んでくれている
若井はすごいよね。僕よりもしっかりしてる
hjsw
hjsw
wki
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wki
hjsw
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wki
hjsw
hjsw
hjsw
wki
hjsw
hjsw
wki
hjsw
hjsw
hjsw
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肩で息をする
気づくと、肩には大きな水玉。
どうやら、小雨が降ってきたらしい
若井は笑みを消して、僕に向き合った
wki
wki
若井が急に大声をだした
そのまま、目にいっぱい涙を溜めて、僕にしがみつく
雨は、だんだんひどくなってきた
wki
wki
wki
wki
若井が泣きながら僕に怒る
若井はきっと誰よりも、Mrs.GREEN APPLEがなくなるのを危惧していたんだろう
それはきっと、若井がMrs.GREEN APPLEを思っている証拠
wki
若井がぎゅっと僕を抱きしめる
その力の強さにびっくりした
道端で、雨の中二人で抱きしめ合う
僕の頬に流れる水が、涙なのか雨なのかはよく分からなかった
こんにちは✨
今回ちょっと長いですね。 自分の好みを詰め込んだら長くなってました💦
3000いいねありがとうございます 伸びすぎて嬉しいです🥹
この作品もいいねと感想お願いします🤲
次も涼ちゃんサイドです✨ 楽しみに待っててください👍
それではまた!