猫夢
瑠七…?
瑠七
ん…姉ちゃん…?
猫夢
瑠七?瑠七なの!?
瑠七
姉ちゃん?どうしたの…
猫夢
瑠七……
瑠七
姉ちゃん…どうして泣いてるの?
瑠七
何かあった?怖い夢とか…
え…夢?夢なの?
でも…本当に?
もしかして…
『死に戻り』…?
瑠七
姉ちゃん?
瑠七
ねーちゃーん
瑠七
おーい
猫夢
あっ
猫夢
ご、ごめん
瑠七
もうそろそろ学校の時間だよ?
猫夢
あ
猫夢
う、うん
いや、
まって
学校に行ったら瑠七が死んじゃう…?
…そんなわけないよね
猫夢
学校…行こっか
瑠七
うん!
瑠七
じゃあお姉ちゃんまたねー!
猫夢
うん、行ってらっしゃい
瑠七
お姉ちゃんも行ってらっしゃい!
猫夢
行ってきます
学校が終わり
夢ではこの時間帯に電話が来る…
猫夢
……
ブーーブーー
猫夢
…!
猫夢
…(ガタガタ)
私は震えが止まらなかった
電話番号は
夢と同じだった。
いやッ、やめてっ、瑠七は生きてるからっ、
猫夢
…もし…もし…
夢と同じ言葉を聞き
私は泣き崩れた
『死に戻り』だ…
猫夢
どうして…?
猫夢
どうしたら…瑠七は…
私はまた自殺した







