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恐いママ活

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恐いママ活

1 - 恐いママ活 第1話

♥

513

2020年08月28日

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港町にある高等学校

担任

──次、神木君

神木

…ハイ

担任

この問題を解きなさい

神木

…分かりません

担任

じゃあ、友部さん

友部

ハイ

担任

この問題を解いて

友部

分かりました

そう言い、彼女は黒板の問題を解いた。

友部

先生、出来ました

担任

正解!よくできました!

男子

すげぇ!さすが友部!

女子

頭良くて、スタイルも良いし

女子

正直、憧れるよねぇ~!

男子

それに比べて神木はなぁ…

女子

存在感ないよね?

男子

背も小さいしな

2人

キャハハ!!

神木

…クソッ!!

神木

…ただいま

母親

おかえり、夕飯出来てるわよ

神木

いらない、外で済ませた

そう言ってから、僕は自分の部屋に駆け込んだ。

神木

クソッ、クラスの連中め!

神木

好き放題言いやがって!

グチりながら、僕はパソコンの電源を入れる。

神木

(絶対に抜け出してやる!)

神木

(あの、惨めな日々から!)

 そう思いながらブラウザを開き、サイトを巡回する。

神木

(…ん、なんだこの記事?)

 その記事の見出しには「ママ活」という文字が使われていた。

見慣れない言葉に興味を持った僕は、その記事をクリックした。

PC

簡単!ママ活の始め方

PC

まず、ママ活とは何か?

PC

ママ活とは、女性と過ごして

PC

対価を得る行為です

PC

対価にはお金の他に

PC

愛情などもあります

神木

へぇ

その言葉に惹かれた僕は、記事をさらにスクロールした。

PC

彼女たちは愛情を注ぐための

PC

男性を求めています

PC

その望みに応えてあげるのが

PC

ママ活の本質なのです

神木

(これだ、これを使えば)

神木

(あの日常から抜け出せる!)

早速、僕は記事で紹介されていたアプリをスマホにダウンロードした。

居住地と名前、年齢を入力し、AIがマッチングしてくれるのを待つ、

しばらくするとアプリから通知が入ってきた。

神木

(よし…!)

通知を見た僕は、 アプリのチャット画面を開いた。

霧崎

はじめまして!神木君!!

霧崎

私は、霧崎と申します

霧崎

良ければ、お話しませんか?

早速、僕は返信を打つ。

神木

初めまして、霧崎さん!

神木

こちらこそ話しかけてくれて

神木

嬉しいです!

霧崎

ありがとう

霧崎

早速だけど日曜

霧崎

霧崎

会えないかな?

少し緊張したが、僕は霧崎さんに会うことにした。

神木

僕でよければ、喜んで

霧崎

ありがとう!

霧崎

待ち合わせは

霧崎

霧崎

港にある遊園地の前で

神木

了解しました!

神木

会えるのが楽しみです

霧崎

こちらこそ楽しみにしてるわ

神木

では、日曜日にまた

日曜日

待ち合わせ場所の遊園地に着いた僕は、 霧崎さんにチャットを送った。

神木

着きました!霧崎さん!

神木

目印は黒いコートです!…っと

神木

神木

返信きた

神木

相手は赤いコートか…

しばらくすると赤いコートを着た女性が話しかけてきた。

霧崎

君が神木君だね?

神木

はっ、ハイ!

初めて見る霧崎さんはとても綺麗な女性という印象だった。

神木

あっ、あのっ!

霧崎

神木

すっ、素敵なコートですね!

霧崎

フフッ、ありがとう

霧崎

じゃぁ、中に入ろうか

神木

ハイ!

それから僕は、霧崎さんと楽しい時間を過ごした。

霧崎さんはとても優しくて、彼女との時間は僕の心を満たしてくれた。

そして、夕方になり…。

霧崎

今日は、付き合ってくれて

霧崎

本当にありがとう

神木

僕もとても楽しかったです

霧崎

そうだ、これ今日のお礼ね

そう言って彼女は現金3万円と小さな箱を手渡してきた。

神木

この箱は?

霧崎

私から貴方へのプレゼント

霧崎

気に入ってくれると嬉しいな

箱を開けるとそこには、最新式のデジタル腕時計が入っていた。

神木

えっ、貰っていいんですか?

霧崎

もちろん

霧崎

だってあなたのために選んだ時計ですもの

神木

ありがとうございます!

神木

この時計、大切にします!

霧崎

そう言ってくれて嬉しいわ

神木

あの、良かったらですけど

神木

また、会いませんか?

霧崎

もちろん、いつでも待ってるわ

こうして霧崎さんとのママ活が始まった。

翌日、月曜日の教室。

僕は霧崎さんから貰った腕時計を見ながら昨日の出来事を思い返していた。

男子B

おっ、神木!

男子B

いい時計つけてんじゃん

神木

ふっ、カッコイイだろ

男子B

イイなぁ、どこで買ったん?

神木

それは、秘密!

男子B

何それ~!!

神木

アハハ!

学校から少し離れた丘の上

1台の車が、学校を見下ろせる位置に停まっている。

神木の声

『…アハハ!』

霧崎

よかった、つけてくれて

霧崎

おかげでいつでも神木君の

霧崎

声を聞くことができるわ

そう言うと、腕時計に仕込んだ盗聴器のレシーバーから耳を離す。

霧崎

もう、誰にも渡さないわ

霧崎

だって、神木君はもう

霧崎

私の可愛い子供だから

 双眼鏡で神木君の姿を覗き見ながら彼女は1人微笑んだ。

この作品はいかがでしたか?

513

コメント

9

ユーザー

急に時計と3万円渡すとか怖い

ユーザー

やばいこわ

ユーザー

遊んで三万時計とか怪しめよ…

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