テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
神社の石段に座って
俺はぼんやり空を見ていた
et
横から声がする
えとが隣に座った
ur
et
えとは楽しそうに笑う
et
ur
et
ur
えとはくすっと笑う
その時、
ふわっと風が吹いた
境内の鈴が揺れる
チリン—
静かな音が広がる
その瞬間、
俺はえとの横を見た
一瞬だけ
えとの頭の横に
薄く、
狐の耳みたいなものが見えた気がした
ur
俺は目を細める
もう一度見る
でも、
そこには何もない
et
えとが首をかしげる
俺は少し口を開く
ur
聞こうとして、
やめた
ur
et
えとは不思議そうに見ている
少し沈黙が流れる
それから、
えとがぽつりと言った
et
ur
et
えとは少し空を見る
et
俺は一瞬黙る
風がまた少し吹いた
神社の木が揺れる
ur
えとは少し驚いた顔をする
ur
俺は少しだけ笑う
ur
えとは目を少し丸くした
それから、
ゆっくり笑った
et
et
ur
et
えとは嬉しそうに笑う
俺は少し目を逸らした
ポケットの中のお守りに触れる
その時、
俺は気づかなかった
隣にいるえとの体が、
ほんの少しだけ
透けていたことを
す ず 。
28,244
ぴーなっつ .🍀
#からぴち
星空 きらら⭐︎タメ最高
223
コメント
1件
読了しました。第4話、とても良かったです。 えとの「もし私が人間じゃなかったらどうする?」という問いかけに、うりが「お前はお前だろ」と返すところ、すごく好きです。問いの重さを軽やかに受け止める優しさが滲んでいて、心がじんとしました。そして最後の「透けていた」という一文——静かな余韻がすごい。次の話が待ち遠しいです。