琉生
っ、ほんとにここなの、?!
湊
うるせえなっ、さっきからいってるだろ、?
ここが俺ん家。
ここが俺ん家。
琉生
だって、お前一人暮らしだって、!!
湊
あぁ、独りだ、。
琉生
で、でもここ、一軒家じゃんっ
湊
親がこの家に住めってうるせぇから仕方なくだわぼけ
琉生
親……。
愛されてるんだ(苦笑
愛されてるんだ(苦笑
羨ましい。
妬ましい。
僕だって、
湊
愛されてるってねぇ?
んな訳ねえだろ(笑
あんな奴らなんかに(ボソッ
んな訳ねえだろ(笑
あんな奴らなんかに(ボソッ
琉生
へ、?
湊
何でもねえよ
琉生
で、でも、
琉生
(今暗い顔をした君が、)
湊
いーから入れよ、
こんなだだっ広い家、味気ねえだろ?
こんなだだっ広い家、味気ねえだろ?
琉生
え、何?寂しかったから僕を呼んだの?
湊
は、?!?
ち、ちげえよっ、!
ち、ちげえよっ、!
琉生
(ふは
湊、かわいーとこあるんだ、
湊、かわいーとこあるんだ、
これからは独りじゃない。
湊
っ、だまれ
早く入らねえと監禁するぞっ、
早く入らねえと監禁するぞっ、
琉生
えぇ、?理不尽っ
琉生
(湊の新しい1面だ)
琉生
お邪魔しますー、
湊
なぁ、お邪魔します、じゃあねえだろ
琉生
え??
琉生
(何だ、?)
湊
た、ただいまだろ?
今日からお前の住まいになる訳だし
今日からお前の住まいになる訳だし
琉生
(?!
僕の居場所
そんな所が出来るなんて、
琉生
た、ただいまですっ!!!(ぐわっ
湊
おう、おかえり(微笑み
琉生
湊って、割と良い奴だよなー、
湊
?!
お前、それ本気で言ってんのか?
お前、それ本気で言ってんのか?
琉生
え……
あ!まって!口に出てた?!
あ!まって!口に出てた?!
琉生
(やっべえ、思わず気を緩めて、)
湊
あぁ…
本気で、思ってるのか、?
本気で、思ってるのか、?
琉生
ん、さ、さあね、
自分で考えてっ
自分で考えてっ
僕に優しい人なんて君だけだよ
優しい、は僕がそう思っただけだけど。
それでもこの世界の誰よりも、いや、この世界自体よりも、優しい。
そう思ってしまった。
琉生
っ、やばい、(ボソッ
生を望むな。 死ぬ為に生きろ