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白福萌甘
白福萌甘
轟焦凍
轟焦凍
翌日。
全快した焦凍くんは いつも通りの涼しい顔で
待ち合わせ場所に来ていた。
白福萌甘
白福萌甘
轟焦凍
轟焦凍
と、焦凍くんが私の左頬を 右手で撫ぜる。
白福萌甘
焦凍くんは「そうか」 と返すと、
左手も右頬に添えて、 もちもちと頬を揉み始めた。
白福萌甘
轟焦凍
白福萌甘
轟焦凍
白福萌甘
いまだもちもちと頬を触る 焦凍くんはご満悦だ。
焦凍くんのこれは、 もう昔からの癖みたいなもので。
轟焦凍
白福萌甘
轟焦凍
白福萌甘
白福萌甘
轟焦凍
白福萌甘
初めて私の頬を触った時の、
目を輝かせた焦凍くんの顔は 今でも覚えている。
白福萌甘
白福萌甘
なんだか負けた気がした私は、 焦凍くんの両頬を掴む。
びっくりしたように 目を丸くする焦凍くん。
白福萌甘
白福萌甘
白福萌甘
そんな風にからかいながら 頬をもちもちすると、
焦凍くんは私の頬から 手を離して、
代わりに私の手に 自分の手を重ねた。
目を伏せて嬉しそうに 微笑んでいる。
白福萌甘
轟焦凍
轟焦凍
轟焦凍
焦凍くんの口から 「もちもち」という言葉が
発せられた事に驚きつつも、 その質問に答える。
白福萌甘
白福萌甘
轟焦凍
耳から頬に伝染するように 熱くなるのを感じる。
目を逸らした私に 「ふふっ」と笑った焦凍くんは、
実は策士なのかもしれない。