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森
根山
根山
森
森
根山
森
根山
君が居た
朝から可愛いな
根山
根山
上村
上村
森
根山
君は微笑みながら俺の名前を呼んでくれた
にやけないように顔に力を入れて君に問いかけた
上村
君は目を泳がせながら答えた
根山
上村
上村
根山
そう君は笑顔で手を振ってくれた
まだ話したかったのにな、
森
森
根山
森
根山
森
そう君だけ
君だけ特別だから、
授業がおわって放課後
俺はグランドに脚を運んだ
根山
上村
トイレに行っていた君がひょこっと顔を出していた
根山
上村
根山
君と一緒に過ごせる時間が短くなって少し悲しかったけど、しょうがない
根山
上村
根山
上村
俺はもう1つ気になっていることを
怯えながら聞いた
根山
佐々木さんと一緒に居ることからずっと気になっていた
手を繋いでいたから多分付き合っているんだと思ったけど
昨日、不登校だったと聞いて、不審に思ったからだ
俺は早まる鼓動を抑えながら君の言葉を待った
上村
根山
俺は意外な返答に目を見開いた
上村
俺はもう失恋するんだと思っていたのに
根山
上村
上村
根山
根山
上村
俺は佐々木さんに告られた
佐々木
佐々木
上村
俺は断ろうとした
好きじゃなかった
佐々木さんの顔も
声も
話し方も
何一つ好きになれなかった
でも、
学校に来て2日でも、佐々木さんは人気物なことはわかるぐらい人気ものだった
そんな人から告られたら多分みんなOKするよな
俺は小学校の時と同じことを二度としたくなかったから
みんなと同じようにすると決めていたから
上村
俺は好きじゃないけど、付き合うことにした
その日の帰り
俺は佐々木さんに誘われて部活までの道のりを一緒に歩いていた
その時佐々木さんに手を繋がれた
上村
佐々木
佐々木さんは微笑んでいた
やっぱり好きになれない笑顔だった
その時佐々木さんは笑顔で話し出した
佐々木
上村
上村
佐々木
佐々木
え
正直言葉が出なかった
俺は笑いものにされていた
でもしょうがない、
2年間不登校だったんだから、
気が弱いって思われるよな
でも、ここで怒ったらまた同じことになる
俺はその想像が鮮明できた
みんなが俺を見て嘲笑う
誰一人味方してくれない
想像するだけで全身が震えた
だから、
上村
俺はなるべく平常心を装いながら答えた
すると佐々木さんは
佐々木
自分は何も悪くない様なヘラヘラした笑顔で
好きになれない笑顔で
笑ってきた
上村
俺はそれに合わせてなぜか俺が謝った
そして、
廊下を曲がるぐらいで
繋いでた手をドブから抜け出すように解いた
佐々木
上村
上村
根山
根山
上村
根山
なんで君だけが
こんなに
酷い目に遭わないといけないのか、
俺は許せなかった
根山
根山
上村
上村
君は無理やり笑っていた
可愛いけど、俺が好きな笑顔じゃない
根山
根山
上村
上村
上村
君は少し涙をこぼしながら大声をだしていた
俺は大きく目を開いた
上村
それに気づいたのか君は我に返った様に謝った
根山
根山
根山
俺は君に少し大きい声で言った
上村
上村
そう君は震えながら怒鳴った
君は泣きながら走っていった
根山
俺が君の名前を呼んでも君は足を止めず
走っていった
根山
根山
森
おかしそうに笑ってきた
根山
森
明日、ちゃんと謝ろう
君に話さないと、
あの事も、