テラーノベル
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地の文をある程度まとめてみました どっちが読みやすいんでしょうか? 個人用とはいえ、見てくださる方もいるので研究中です
ご本人様と関係ありません ・個人用なので駄作 ・学パロ ・モブと付き合う ・モブ姦(未遂) ・奇病 ・嘔吐表現 ・短い ・キャラ崩壊注意 ・何が来ても良い人向け
適当に奇病を創作したので何かと被ってるかもしれない……
以下本編 169タップ
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彼の優しさを知っているのは自分だけだと自惚れていた。彼の側にずっと居られると思っていた。そんな訳無いのに。
モブ1
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モブ1
モブ2
モブ1
モブ2
モブ1
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モブ1
モブ2
偶々聞いてしまった。自分の気持ちに気づいたらこれだ。何かのギャグにしか思えなくて笑えてくる。
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誘おうとしていた遊園地のチケットを鞄の中に入れて、足音を殺して家に帰る。
何をしても楽しくない。大好きな甘味を食べても美味しくない。苦手な数学を教えてもらうことも躊躇うようになった。少しずつ彼から距離を置いて、いつしか彼と話すことは無くなった。
空虚な生活が続く中、彼の人生には色が付いた。それを眺めると勝手に苦しくなる。そして、胃から何かが込み上げる感覚がした。慌てて近くのトイレに駆け込む。
なんか良いのが無かった
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トイレに籠もって、ポケットに入れていたエチケット袋に嘔吐する。そこから出るものは血と木の実のような物。驚きを隠せなくて俺は早退をした。
それから数日の間は何かの病気かと思って調べたが、どの書物にもこのことは書いていなかった。医者にも罹ってみたが、病名は判明しなかった。
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俺は日記を書いて病気の詳細をまとめる。少し汚いが、吐いた木の実を保管して観察を続ける。
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おかしなことに荒んだ心は病気の観察で落ち着いてきた。でも、彼への気持ちは無くならない。一番無くなって欲しいものなのに。
自分の気持ちから目を背けるようにカレンダーを見る。明日の日付には丸をつけてあった。
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守薙先生は俺が罹った病院の何個目かに勤めていた医者。大体の人が信じなかったことを守薙先生だけは信じてくれた。それ以来、病気を後世に残す為に通院している。先生に会える日が唯一の癒しとなった。
女の子
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数ヵ月の片想いが実り、好きな人が恋人になった。だが、幼馴染みと連絡が取れなくなった。学校で見かける度に話しかけようとしても彼は逃げていく。それが一番のショックだった。
以来、見かけても話しかけはしないが、メッセージだけは毎日送っている。
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女の子
🦈
女の子
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最後に目にした彼は酷く窶れていた。もしかしたら、今も何かに悩み続けて自分を追い込んでいるかもしれない。不安になる気持ちが大きくなる。
女の子
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女の子
彼女の笑顔に少し癒された。彼とのメッセージ画面を閉じて、帰路に着く。
一週間後、少し早めに登校している途中、彼を見かけた。まだ窶れていて元気が無さそうだった。
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話しかけても無視をされてしまった。強引だが、肩を引っ張る。
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俺と目が合わない。彼は何も気にせずに学校の方へ向かっていく。逃げられた時と同じショックを受けた。
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頭を殴られたような衝撃を抱えたまま学校に向かう。幼馴染みであり、親友とも言える彼に拒絶されたことが受け入れられなかった。
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誰かに肩を掴まれたはずなのに誰も居なかった。ゲームでしか有り得ない光景に恐怖する。先程のことが頭から離れないまま学校に着いた。
女の子
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🐼
女の子
🐼
彼女が何を言いたいのか分からない。俺が質問の意図を理解していないと悟ったのか溜め息を吐いた。
女の子
🐼
女の子
🐼
呆れながら彼女が飛びついていく先を見ると、彼では無かった。俺は慌てて彼女を呼び止める。
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女の子
🐼
女の子
🐼
🐼
女の子
罪悪感に耐えられず、その場で吐いてしまう。周りの騒然とした声が聞こえているはずなのに吐き気を抑えることは出来なかった。木の実が落ちて、目眩がするほど血を吐く。
??
誰かが背中を擦っている。だが、肝心の誰なのか分からない。また頭がフワフワする。
気づいたら誰かに保健室まで連れられていた。まだ浮遊感がして、先生の話も入ってこない。ただ、誰かと話しているのは分かる。
先生
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ソファにもう一人座っているみたいだが、誰も居ない。頭の浮遊感は既に無くなっているのに先生の言っていることが分からない。
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先生
🐼
先生
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先生
🐼
先生
🐼
先生
先生の意図が読めなかった。今は考えたい気分では無いからボーっとする。何故か右手が暖かかった。
早退してから俺は守薙先生の居る病院に向かった。すると、病院から守薙先生が出てきた。
先生
🐼
先生
🐼
先生
🐼
先生
🐼
やっぱり先生は優しい。俺は先生と一緒に近くの喫茶店に向かう。
喫茶店に向かっているはずなのに人通りの少ない道を歩いている。抜け道にしては湿気の多い場所だ。
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先生
🐼
先生
🐼
先生
🐼
俺自身が男だったとしても大人の力には敵わない。両腕を掴まれてズボンを脱がされていく。
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大声を上げた瞬間、唇を重ねられた。舌まで捩じ込んで気持ち悪い感触で力が抜けていく。
🐼
そう強く願った時、先生が吹っ飛んだ。俺から見て右側に吹っ飛んだので左を見たが、誰も居なかった。
先生
先生が誰かと会話をしている。何か霊的なものと思って目を薄めると、少しだけ見えた気がする。
先生
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先生
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警察を呼ばれるのはまずいのか逃げていった。彼の方を見ると驚いた顔をしている。ようやく見えるようになったのだろうか。
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彼の服装を整えてから路地裏を抜け出す。彼が何処かに行かないように手を握った。
彼を部屋に上げて冷たいお茶を出す。時間を置いたからか少し落ち着いている。彼の真正面に座り、彼を見る。俯いていて表情が見えない。
彼が何を思っているか予想出来ないまま話をする。
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確かに見た目だけは優しそうな人だった。だからこそ、ショックも大きいと思う。なんと声をかけるべきか悩んでいたら彼が口を開けた。
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🐼
どうして彼が謝っているのか分からない。怖い目に遭ったのも彼で、前例の無い病気にかかって不安だったのも彼だ。彼の隣に座る。今の俺には資格無いだろうけど、彼の頭に手を乗せる。
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🐼
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彼が飛びついてくる。突然のことに対応しきれず、床に倒れる。強い力で抱き締められて動けそうにない。
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小さく嗚咽が上がる。俺はただ彼の背中を擦ることしか出来なかった。俺達は前のように戻れた気がする。
あれから数週間が経った。今は俺の部屋で彼の再試対策をしている。
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彼が定期テストで取った点数は平均の半分以下。救済措置として再試が行われる。彼は泣き言を言いながら勉強している。
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与えられた問題を必死に解いている。邪魔をしない程度に何か励ますことが出来ないか考える。あれこれ考えていたら彼が机に伏した。
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苦手な科目に向き合っていた所為か疲れたようだ。彼は体を起こし、ジュースを飲む。
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ストローから口を離した所に唇を重ねる。ゆっくり唇を離すと真っ赤な彼が見えた。なんだかこっちまで恥ずかしくなって顔を背ける。
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心臓が煩くて蝉の声も聞こえない。少しだけ背伸びをし過ぎた。お互い顔をみていないのに机の下で手を繋いだ。
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