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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

ころん

さとみ

るぅと

ななもり。

ジェル

莉犬

これは、僕がまだ 小さかった頃の話。

ころんのお母さん

次のテスト100点取れるように
勉強しときなさい!!

ころんのお母さん

それまでここから
出るんじゃないわよ!!!

ころん

あ、お母さ・・・!!!

ころんのお母さん

バタン

ころん

はぁ・・・

僕のお母さんは とても厳しかった。

毎日こんな感じ。

大人しくしてなさいって 言われた。

だから僕は大人しい子 だった。

ほんとは外で遊びたいけれど、

約束を破ったら殴られる。

ころん

もうやだよ・・・ポロポロ

ころん

勉強・・・するか・・・

僕が大人しいせいか、

学校でいじめにあっていた。

モブ子

くすくす‪w‪w

ころん

??

ふと黒板を見た。

ころん

・・・!!!

死ね

消えろ

ゴミ

ころん

ポロポロ

モブ子

こんなんで泣いてやんの‪w

モブ美

だっさ‪w‪w‪w

黒板に書かれた、 大量の悪口。

僕は黒板を消す気力も 無かった。

さとみ

ガラガラガラおはよー

ころん

!!!

そういえばこの子は 昨日転校してきた・・・

モブ子

あ、さとみ様
おはようごさいますぅ♡

さとみ

チラッ

彼は黒板を見た。

そしたら、低い声で こう言ったんだ。

さとみ

・・・・・・・・・なにこれ

モブ美

ビクッあ・・・これはさとみ様に
向けた悪口ではないですよ??

さとみ

そんなの知らん

さとみ

お前、大丈夫か??

ころん

・・・僕??

さとみ

お前しかいねーだろ

ころん

あ、だ、大丈夫・・・です。

さとみ

消すぞ

ころん

え・・・??

さとみ

なに?いやなの??

ころん

いや・・・違います・・・

僕は、人に助けられるという感覚を この日初めて知った。

嬉しかった。

嬉しかったというか、 驚いた。

だって、僕の味方になるってことは 虐められるってことだから、

クラスの他の奴らも見ないふりしてた

てかみんな僕のこと 嫌いだったんだけど。

さとみ

あ、あとお前昼屋上来いよ

ころん

・・・え??わ、分かりました・・・。

モブ子

・・・ギロッ

ころん

ビクッ

あ・・・どうしよう・・・

さとみ

お前誰のこと睨んでんの??

あ、さとみさん・・・

ころん

・・・

モブ美

え??い、いや誰も睨んでない・・・
よね??

モブ子

う、うん・・・誰モニランデナイ

モブ美

あ、あの・・・モブ子席座ろ💦

モブ子

うん・・・💦

さとみ

お前も席座れ

ころん

・・・はい

ころん

・・・

お昼になった。

僕は、一応お弁当を片手に、

お弁当って言っても、コンビニだけど

さとみさんがまだこない・・・

さとみ

ガチャ
ごめーん!!!

ころん

!!!いや待ってないです

さとみ

そっか!!!

さとみさん凄く元気・・・

さとみ

一緒に飯食お!!!

ころん

・・・そうですね

さとみ

あ!!!お前と俺弁当一緒じゃん!!!

ころん

え??

ほんとだ・・・

ころん

凄い・・・奇跡ですね

さとみ

??お前なんで敬語??

ころん

あ・・・いや・・・特に理由は・・・

さとみ

??そっか

さとみ

いただきまーす!!!

ころん

いただきます

さとみ

モグモグあ!!!そういやお前
名前なに??

ころん

??僕はころんっていいます。

さとみ

ころん??いい名前だな!!!

さとみ

俺はさとみ!!!ころんよろしくな!!!

ころん

よ、よろしくお願いします・・・??

さとみ

なんで疑問形なんだよ‪w

さとみ

てかさ、俺らもう友達だし
敬語外そうぜ!!!

ころん

え??でも・・・

さとみ

でもじゃないって!!!

ころん

わ、分かった・・・!!!

さとみ

そうそう!!!

さとみ

あ!!!もう時間じゃん!!!

ころん

え!?

さとみ

じゃあ午後もがんばろーな!!!(*´罒`*)

その時の彼の笑顔は、 とても眩しかった。

ころん

・・・・・・うん!!!

ころん

ボンッわっ!!!

ころん

・・・・・・・・・

ころん

あとは水色の扉だけ!!!

ころん

ガチャ

ころん

!!!

ころん

ここは・・・ドーム??

リスナー

きゃーーーー!!!

ころん

??チラッ

ころん

!!!!!!

ななもり。

みんなー!!!今日は来てくれて
ありがとー!!!

ころん

・・・みんな・・・・・・!!!ポロ

ころん

・・・!!!

6人いるはずのステージ。

そこには1人分だけ空いている ところがあった

ころん

!!!あそこにも扉が・・・

本来ならば、僕がいるはずの所に、 扉があった。

でも、僕はメンバーを沢山 傷つけた。

僕はあそこにいる権利は ないんだ・・・

ころママ

行っておいで(*^^*)

ころん

!!!ママ!!!

ころん

どうしてここに・・・

ころママ

いいから早く行きなさい(´˘`*)

ころん

!!!・・・分かった!!!ポロポロ

僕のほんとのお母さん。

優しかった。

でも、ある日 交通事故で死んでしまった。

まさかまた会えるとは 思って無かった。

お母さんの下半身は 透けて、

後ろにいるリスナーさんの ペンライトが見えた。

ころん

!!!ポロポロ

そこには水色の光が見えた。

僕は・・・ここにいて いいんだ・・・

ころん

ダッ

ころママ

(´˘`*)

ころん

扉・・・

ころん

ガチャ

ころん

!!!

そこは何も無い、

ただ水平線まで青い空が 見える場所だった

ころん

きれい・・・・・・

僕は息も忘れて、

この景色に見入ってしまった。

ころん

!!!あ・・・

ころん

バンダナ・・・

僕の手には、見覚えのある 青いバンダナが着いていた。

ころん

??声が聞こえる・・・

僕は無我夢中で走った。

大切な人達のところへ

ころん

今聞こえた・・・!!!ハァハァ

ころん

ハァなーくんの声!!!ハァハァハァ

ころん

!!!

青色に染まる世界で、

そこだけが、カラフルに 染まっていたんだ。

ころん

ハァハァハァ・・・!!!ポロポロ

ななもり。

ころちゃん!!!こっちだよ!!!

莉犬

早くこいよー!!!

るぅと

早くしないと置いていきますよー!!!

ジェル

足おそいなぁ‪w‪w‪w

ころん

みんなぁポロポロ

さとみ

ころん早くー

ころん

!!!さとみくん・・・ポロポロ

ななもり。

俺らは“6人”で

すとぷりだよ

ころん

はぁはぁはぁポロポロ

ころん

全部思い出した・・・!!!ポロポロ

ころん

みんな・・・!!!ポロポロ

ころん

ガチャ

「俺らは6人ですとぷりだよ」【完結済み!!】

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142

コメント

7

ユーザー

やばい何話かの感覚がバグってきた

ユーザー

フォロー失礼しますʅ(◞‿◟)ʃ

ユーザー

うぅー泣きますよこの物語

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