もうすぐ出来そう!と、更にペンを走らせる。
夏菜子
(よし、出来た!)
と、紙を持ち上げる。
ふとこっちを見たのか
三浦
出来たのか?
と三浦が声をあげる。
夏菜子
ちょっと声が大きいよ!
三浦
悪ぃ悪ぃ。
三浦
やっぱり絵上手いんだな!
さっきから興味深々じゃん!全然陽キャって感じじゃないし!やっぱ人は見た目じゃないなぁ…
夏菜子
そうかな?ありがとう。
夏菜子
あのさ…?どうして三浦くんは私みたいな陰キャと話してくれるの?
三浦
え?
三浦
そんな風に…見える?
夏菜子
うん、嫌だった?
三浦
別に…あ、ちょっと体調悪いから次の授業休むわ
三浦
先生に保健室行ったって言っといて
夏菜子
…分かった。ごめんね。
聞かれたくなかったんだな…
ちゃんと謝らなきゃな…
チャイムが鳴り次の授業が始まった。
先生
授業を始めます、欠席者はいる?
夏菜子
…はい、三浦さんが体調不良で保健室に…
先生
分かりました、それ以外は居ないわね…
と、授業を始めた。でも申し訳ない気持ちで授業は頭に入らなかった。
気付くと授業は終わっていて保健室の先生が三浦のカバンを持ち上げていた。
夏菜子
三浦くん、早退ですか?
保健の先生
うん、体調優れないみたいでね…
夏菜子
そう…ですか。
保健の先生
何か伝言でもあるの?
保健の先生
三浦くんのお母さんが来るまで時間が掛かるみたいだから休み時間の内に言いに行ったら?
夏菜子
行きます!
と、急いで階段を駆け下りた。
ガラッ
夏菜子
あの…さっきはごめん。
夏菜子
どうしてそんなに嫌だったの?
三浦
それは…






