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それでは本編どうぞ。
昔から俺が好きになった人は必ずと言っていいほど、亡くなっていた。
数年前…
赤
赤
この時、俺は1人の歌い手を推していた。
まだ推し始めたばかりだったが、我ながらかなりの熱量で推していた。
赤
赤
この時は推しがいて、それを推せるのが当たり前だった。
だが、それは当たり前では無いことを知ることになるのだった。
翌朝…
赤
赤
通知を開いて映ったのは𓏸𓏸くんの誹謗中傷による自殺を知らせるものだった。
さらに誹謗中傷が増え始めたのは2週間前。
丁度俺が𓏸𓏸くんを推し始めた頃だ。
そう書かれているのを見た瞬間、俺は膝から崩れ落ちた。
赤
赤
ボロボロと涙を流してももう帰ってこない。
それは分かっている。
だが何故か涙は止まってくれなかった。
これだけなら偶然、そう思うだろう。
だが、これだけでは無かった。
推しが亡くなったことから出来た心の傷も癒えてきた頃…
クラスで物凄く気が合う人を見つけた。
その人とは瞬く間に仲良くなり、何をするにも一緒に居るようになった。
だが俺はそれすらも失ってしまうのだった。
赤
モブ
モブ
赤
そう言って走り去っていく彼の背中を追いかける。
…きっとこの選択から既に間違っていたのだろう。
危ないから、これを理由に止めておけば。
そんな後悔が未だに心の中で渦巻いているのだった。
モブ
赤
モブ
赤
モブ
赤
モブ
赤
“ごめん”
その言葉が聞こえた次の瞬間には彼は血だらけになっていた。
これも俺が気をつけていればよかった話。
だから彼は俺のせいで死んだも同然。
“また俺は”なんて自分をいくら責めても
何か変わる訳じゃない。
俺はこの2回だけではなく、
何十回大切な人を失っていった。
そうして失う度に、自分の中にある1つの想いが芽生え始めた。
『俺が人を愛することでその人は不幸になる。』
『それなら俺は人を愛してはいけないのではないか。』
この想いは少しずつ大きくなっていき、
俺は愛することを辞めた。
コメント
2件
待ってなにそれ泣いちゃう🥲🥲🥲🥲🥲🥲 設定考えるプロの方⁉️⁉️⁉️⁉️ そういうことだったのね😢 続きが楽しみすぎる⊂( ᴖ ̫ᴖ )⊃ 投稿ありがとう〰️‼️