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コロタ
なるほどね…
コロタ
まぁ…分かった
橋本 涼太
そっか
コロタ
…涼太がそれでいいなら、そうする
コロタ
………
コロタ
………なん…か………目のま………あ…
橋本 涼太
！？
コロタは、その場に倒れた
橋本 涼太
コロタ…？
高田 春也/ヤイダ
疲れてんだな、それだけショックが強かったんだろう
橋本 涼太
あぁ………
高田 春也/ヤイダ
ちょっと寝かしとくか
橋本 涼太
………
橋本 涼太
(駆け落ち……)
橋本 涼太
(失いたくない……)
どんな辛いことがあって、こんなことを思ったのだろうか
それほど俺のことが好きなのだろうか
橋本 涼太
(…やっぱ違和感がある)
橋本 涼太
(なんだろう、この感じ)
高田 春也/ヤイダ
…なぁ
橋本 涼太
ん？
高田 春也/ヤイダ
俺と友達になったときさ、お前強くなりたいって言ってたじゃん？
橋本 涼太
…ごめん、覚えてないや…笑
高田 春也/ヤイダ
…言ってたんだよ
橋本 涼太
ww
高田 春也/ヤイダ
今も思うの？
橋本 涼太
今は思わない
橋本 涼太
多分幼かったからそういうのに憧れてたんだよ
高田 春也/ヤイダ
へぇ…
橋本 涼太
てかさ、春也って狼じゃん？
高田 春也/ヤイダ
おう…
橋本 涼太
だから今まで春也ん家来たことなかった訳だけど
高田 春也/ヤイダ
おう
橋本 涼太
親もいない家具もほとんどないお金もないどうやって暮らしてたの？
高田 春也/ヤイダ
あー
高田 春也/ヤイダ
金くすねて買ったり試食品食べ巡ったりしてたぞ
橋本 涼太
え！？
橋本 涼太
まさかとは思ってたけどずっとそんな生活してたの………？
高田 春也/ヤイダ
あぁ
橋本 涼太
なんかあったらあげるよ？
高田 春也/ヤイダ
いいよ、この生活には慣れた
高田 春也/ヤイダ
てか狼の頃よりマシな生活だしな、なんなら
橋本 涼太
え…
橋本 涼太
何があったの？
橋本 涼太
ちょっと聞きたい
高田 春也/ヤイダ
確かに、そういや話してなかったな
高田 春也/ヤイダ
おっけー
橋本 涼太
まじか……
橋本 涼太
すごいね
高田 春也/ヤイダ
ありがとう
高田 春也/ヤイダ
いつかあの島人にもお礼言わないとな
橋本 涼太
どうやるの笑
高田 春也/ヤイダ
…無理だな笑
橋本 涼太
ねえねえ
高田 春也/ヤイダ
ん？
期待した顔だ
橋本 涼太
今度一緒に遊ばない？
橋本 涼太
コロタが寝てて話聞けないからいつになるかは分からないけど
橋本 涼太
どう？
高田 春也/ヤイダ
もちろん、いいぞ
高田 春也/ヤイダ
懐かしいなぁ…この感じ…ははは笑
高田 春也/ヤイダ
いっつもお前から誘ってくれて
高田 春也/ヤイダ
俺が誘う隙すらなかったあの頃…
橋本 涼太
そうだね笑
橋本 涼太
唯一の友達だったからね
高田 春也/ヤイダ
俺もそうだった
橋本 涼太
そうだね
高田 春也/ヤイダ
…約束な
橋本 涼太
うん！
高田 春也/ヤイダ
高田 春也/ヤイダ
もうこんな時間か
橋本 涼太
あ、起こさないと
高田 春也/ヤイダ
だな
橋本 涼太
コロタ！
橋本 涼太
コロタ、コロタ！
コロタ
………
橋本 涼太
深いなぁ眠りが
高田 春也/ヤイダ
起きねぇか？
橋本 涼太
仕方ない！
橋本 涼太
おんぶして帰るよ
高田 春也/ヤイダ
お、おう
高田 春也/ヤイダ
両手塞がるだろ
高田 春也/ヤイダ
鍵持つよ
橋本 涼太
ありがとう
コロタ
(んん…？)
コロタ
(あ、僕寝てt…え！？)
コロタ
(待って待って！？なんでおんぶされてるの！！？)
コロタ
(あ…いい匂い…)
橋本 涼太
(ん？なんか呼吸強い気がするなぁ)
コロタ
(温かい…)
コロタ
(…声漏れてない…よね？)
コロタ
(………)
コロタ
(恥ずかしいから寝たふりしとこ……)
橋本 涼太
コロタ？
コロタ
！！
ちょっとビクッと動いてしまった
高田 春也/ヤイダ
どうした？
橋本 涼太
…起きてるよね？笑コロタ
コロタ
(やばい)
高田 春也/ヤイダ
え？
橋本 涼太
多分寝たふりしてる…w
コロタ
(してないしてないしてないｯｯ！！//////)
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